GLAY UNOFFICIAL SITE "ひゃー" [LIVE REPORT 2001.8.11-12]

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DATA

日時：2001年8月11日　21時00分～　8月12日　5時25分
会場：北九州マリナクロス新門司特設ステージ
場所：アリーナ　E-8ブロック

五月天（MAIDAY）　21:00～21:45

　TAKUROによる紹介（ビデオ）
　ロミオとジュリエット
　モーターロック＋コールミーNo.1
　ピーター＆マリー
　信じる
　虹
　馬鹿
　OKさ
　孤独の終わり（GUEST:TERU）
　マイグラトリー・バード

DOME　21:55～22:40

　JIROによる紹介（ビデオ）
　はぐれ者
　フムファック
　まともじゃない
　俺の足
　すっぽかされた
　型破り者
　カードゥム（男付き）

紫雨林（JAURIM）　22:50～23:25

　HISASHIによる紹介（ビデオ）
　スネイク
　わるくち
　PAE
　バード
　Sorry I Hate You
　バタフライ（GUEST:TAKURO）
　Magic carpet ride
　蜜蝋天使
　Miss Korea
NICOLAS TSE　23:40～0:30

　TERUによる紹介（ビデオ）
　活著　VIVA
　偽りの定理　Lieingt Rule
　後遺　CONSEQUENCE
　潜龍勿用velvet Dragon
　獨自去偸歡　SINGLE
　SMASH
　不可一世　Now or Never
　開放日　OPEN DAY
　天下不亂　Caos

The d.e.p　0:45～1:35

　TAKUROによる紹介
　run and cry
　良薬苦口　Ryan Yao Ku Ko
　Mr No Problem
　Spider's Life
　地球のいい子
　太陽と月
　ITAI
　すみれSeptember Love
　神経STOP

GLAY　2:00～5:25

01　GLOBAL COMMUNICATION
02　Cynical
03　MERMAID
04　WETDREAM
05　FATSOUNDS
06　SURVIVAL
07　pure soul
08　summerFM
09　Super Ball 425
10　口唇
11　ひとひらの自由
12　HOWEVER
13　FRIEDCHICKEN&BEER
14　ヤンバルクイナ
15　とまどい
16　BE WITH YOU

17　BACK-UP
18　VIVAVIVA
19　ROCK ICON
20　STAY TUNED
21　More Than Love
22　SHUTTUER SPEEDSのテーマ
23　誘惑

ENCORE
24　ずっと二人で…
25　千ノナイフガ胸ヲ刺ス
26　KISSIN'NOISE
27　COME ON!!
28　ACID HEAD

29　I'm in Love

NOTE

レポを読んでいただく前に、お詫びしなければいけません。
まず、UPが遅れたこと。これは怠慢以外の何者でもないです。ホントに申し訳ない。
そして、アジアからお招きした皆さんのライブ中、不覚にも寝てしまったこと。
DOMEが終わって、ステージのセッティングをしている時に、ちょっとだけと横になったのが悪かった…気が付いたらThe d.e.pが始まっていました。
TAKUROが飛び入りしたところなど、全く記憶にナシ。
そんなわけで、前半部分のレポートは省かせていただきます。ごめんなさい。

さて、まずは当日会場入りまでの話。
昼前に羽田を飛び立った飛行機の中で睡眠をとろうと考えていた管理人の見込み違い。隣はガキ…いえ、子供でした。大騒ぎ。
おまけに、そのガキ（もういいや）が入った後にトイレに行ったら、乗務員呼び出しボタンを押していたらしく、ドアを叩かれて「お客様？　大丈夫ですか」と言われる始末…くそガキゃー！！（笑）

福岡空港におりたった私がまず驚いたのは、空港から博多駅までの距離。
地下鉄に乗って10分ぐらいで博多駅に着いてしまうのです。
機内から窓外を見ていたおなじみあいまいっく氏曰く、「街中に着陸するからびっくりした」とのこと。さぞかし騒音がひどいのだろうと思ったら、後日聞いたところでは、やはり学校は二重窓になっているそうです。
博多からは新幹線で小倉へ。25分ぐらいでついてしまい、また寝れず。
小倉駅はすでにファンで溢れていました。帰りの切符を買っておくように、と叫ぶ駅員。後日思えば買っておかなくて良かった…

小倉から在来線に乗り換え、門司港へ。
もともと、TVで見たことから、一度行ってみようと考えていたのですが、時間的にあまり余裕が無く、徒歩で下関まで行く企画は断念。ふぐ丼を食べただけで、再び小倉へ。

再び小倉に着いたのは17時頃。北海道ではお逢いできなかったなぎさんとおちあい、シャトルバス乗り場へ。途中、ビルの中を通過するのですが、ビアガーデン（屋内なのにガーデン？というツッコミは置いておいて）にちょっぴり心惹かれました（爆）
シャトルバスにはすんなり乗車でき、約50分で会場近くの道路に到着。しかし、ステージらしき影は見えず、かわりに見えたのはテキ屋の出店。漏れ聞くところでは、ここから会場まで1㎞ぐらいあるとか。いやーな予感が。
緩慢に進んでいた行列が進まなくなったのは、ちょうどテキ屋の店が途切れたあたり。（なぜかネスター氏（セキュリティー）を見かけた）ようやく遠くにステージ発見。
行列には、ファンの他に地元の若いのやら家族連れやらを散見しました。さすがに8万人を集めるとなると、そういう感じの客層になるのでしょうな。
会場横の道路から見ると、前日の雨でかなり地面状態悪し。大丈夫か？　
時折流されるネバマイのビデオを見ようと、行列の会場側に人が増えてきている感じ。

会場到着20:00。都合2時間並んでいたことになります。うーん…
だが、これは序の口だったことが翌日明らかになります。

懸念されたグランドコンディションは、座席部分については乾きつつあり、無事でした。
（後日、前の日にスタッフ総出で手作業で水を掬いだしたと知りました。お疲れさまでした）
ブロックが端だということで、ローソンテントへの買い出しが楽でした（笑）

いよいよGLAYが登場したのは深夜2時。眠気と待望の「真打ち登場」という感情、そしてのっけからオーディエンスを煽りまくるメンバーのため、会場は異様なテンション。TERUの投げキッスも影響があったんでしょうか。
衣装は、概ね石狩と同じ。ただ、HISASHIの衣装は赤だと思いきやオレンジだったようです。
２曲目は「Cynical」。先に会場入りしていた人の話によると、HISASHIが20代最後の公約をしていたそうです。TERUが歌い出しを忘れた東京ドーム以来の演奏。公約の時もその映像を流していたそうです。今回は歌い出しOKだったものの、やはり途中でちょっぴり間違えた気が…もともとマニアックな歌詞だし、なかなか記憶できないのでしょう（汗）
「Super Ball425」では、五月天のメンバーが登場して客席を煽ってました。
その後、何度か歌詞を飛ばしつつ、ヒートアップしたメンバーは上着を脱ぎ脱ぎ。JIROはキャラパビTシャツでした。石狩では、ダブルアンコールで真ん中のステージに行ったときしか着ていなかったので、初めてちゃんと見た感じ。石狩で売れ残ってココでも売っている（さらにネットでも販売中）キャラパビ特別バージョンの販促もあるのだろうか（笑）
pure soulツアー以来の「FRIEDCHICKEN&BEER」、石狩で展示されていたあの巨大なエアロボが登場！　しかし、演出のためのスモーク焚きすぎで、途中からステージ全然見えませんでした。

このあたりだったか、懐かしのVJチームE-MALE登場。
客席中央のやぐらに登っているため、かなり大変だったようです。VJの中味はよくわからない小ネタ集（料理のコツ？のような）でした。

さあお待たせしました！　いよいよメインイベント（笑）大・デスコ大会！！
ご一緒に～と登場したのは、白Tシャツに着替えたTAKUROとTERUが率いるヤンバル隊と振付師南流石さん。途中、ゆっくり踊って振り付けを周知してから、もう一度みんなで踊りました。非常に楽しい（笑）　眠気吹き飛ばすにはいいですね。逆立ちしたり縦横無尽に動き回り、最後はヤンバル隊に支えられて胴上げ状態のTERU。さすがだ。
デスコが終わると、野猿ばりに「撤収！」と叫んで引っ込みました。
ちなみに、「この曲はGLAYのもので、ネバマイがカバーしている」という設定らしい（笑）
デスコが終了して、引っ込んだT2にかわってステージ上を仕切るのは「あまり喋らない」HISASHIとJIRO。
JIRO「俺達も教えてもらったんだけど、酔っぱらって忘れちゃったんだよね。教えてくんない？」
会場が踊りだしてみたものの、どうもお二人が満足できない出来だったらしく、しかめっ面でした。
そして、ヤンバルクイナで盛り上がりすぎたのがご不満なのか（苦笑）普段自分からMCしないHISASHI「まあそれぐらいで、…はい。これからもGLAYのLIVEで楽しんで下さい」とご発言（爆）
ようやく着替えて出てきたTAKURO氏、わざわざ衣装替えた（黒→青）らしいですね。

デスコが終わって後半戦。
「とまどい」では、しっかり後奏まで演奏。石狩でカットされてしまった夕日もしっかり拝めました。それにしても…深夜に見る夕日とは。

そろそろ眠くなってきたのか、TERU語録炸裂してきてましたね。さすがに「思考能力０」と言うだけことはある（笑）
例の条例に絡んで特例として認めてもらった件について「未成年うんぬん」という所を「青少年」とか言ってました。後で「あ、未成年か」と訂正してましたが。

「SHUTTER SPEEDS」では、JIROが生声で叫び（最近は恒例？）「ここは周りに何もないから思いっきり叫んでも誰も文句言わないぞ」と煽っていました。
歌い出しのご当地歌詞？　「門司～」と叫ぶと思いきや「門司門司」でした。かわいすぎ（笑）

アンコールでは、ついに名曲「ずっと２人で…」が演奏されました。初めて生で聴きました。これを聴くとき、皆さんは脳裏に誰の姿を思い浮かべるのでしょう…
続いてまさかの「千ノナイフ」と「KISSIN' NOISE」。これには驚きました。右にいたヒサジロのコスプレさん、かなり嬉しそうにヘッバンしてました。
「COME ON!!」では、どうしてもHISASHIに歌わせたいTERUがHISASHIを追いかけていたようです。
そして明け方の「ACID HEAD」でヘロヘロ～

そろそろ空も白みはじめて、もう終わりかと後ろの家族連れも帰ってしまったところで、再び登場。そーだよな、みんなで朝日を見るという公約だったし。
恒例のウェーブは、後ろから帰ってこないというハプニングもありました。
そして「I'm in Love」をみんなで合唱。残念ながら曇った空に朝日は見えませんでしたが、TERUは「朝日が昇った！」と言っていたこともあるし、そういうことにしましょう。雨が降らなかっただけでもよかった。
このあたりだったか、TERUが客席にマイクを向けて「ONE」と叫び、客席が「LOVE」と返したところで、JIRO「ワンと言えばニャーだろ」と突っ込んでました。（GE99のパンフを参照のこと）
その後、何のことかわからないみんなが白けてしまうと「はい、曲行こ、曲」と逃げを…

最後はアジアのミュージシャン、ヤンバル隊など全員集合して大団円。
マイクを一人ずつ回して行ったんですが、JIROの「ピース！」がヤケに印象に残ってます。
あと、ヤンバル隊と一緒にスキップしながら歩くHISASHIと…（笑）
そして、TAKUROの「GLAY EXPO2001 "GLOBAL COMMUNICATION"大成功に終わりました！！」と叫んで終了。
めでたしめでたし。

………では終わらなかったんですよね、残念ながら。
規制退場はいつもどおりでしたが、あまり守られていないらしく、はじっこのわがブロックを横断して退場していく群衆。
そのためか、呼び出しはいつになく早くて、あっという間にEブロックが退場の順番に。
ところが、会場から退場するゲートは２ヶ所しかなく、うち１ヶ所はツアーバス客専用だったので、実質１ヶ所だけでは観客をさばききれず、退場するための大行列が出現。
呆れたわれわれは、すでに客が退場したブロックに戻って一眠り。
２時間ほど経った８時近く、ようやく行列が姿を消したのと、バラシのスタッフに出ていくよう言われたので、退場。
すると今度は、バス乗り場までの行列が。
前日の入場時も並びましたが、すでに日が沈んだ後だったので、さほど辛くなかったのに比べて、すでに真夏の太陽が容赦ない日差しを浴びせる中の行列はかなりツライものでした。
何度か通っていく救急車が次第に切迫感を高め、１時間半かけてようやくテキ屋のあたりに辿り着くと、周囲から脱落者が続出。列もほとんど進まなくなってしまい、近くでタクシーを拾うべきだと判断したわれわれは、列をはずれてあてもなく歩き出したのでした。

歩きながら、近くにフェリーターミナルがあることに気づき、とりあえず行くと、すでに百人近くが「避難
」してきていました。フェリーターミナル側でも、こんな事態を予測していなかったようで、何とトイレの水が足りなくなり故障寸前だというアナウンスが。

しかし、交通規制のため流しのタクシーがいるはずもなく、電話で予約するしかない状態でした。携帯電話は電波が届かず、２台ある公衆電話に並んでようやく繋がったあるタクシー会社には「出払っていて用意できないので、また後でかけてくれ」と言われる始末。
しかし、幸運にも２社目で「すぐ行けるかわからないけど」と言われながらも予約に成功。予想外の早さでタクシーが到着（それも、同じ会社のタクシーを予約して待っていた７～８人をさしおいて、自分が呼んだ車が来た）したのでした。
乗り込もうとすると、「飛行機に間に合わない」と必至になった女の子２人が「一緒に乗っていいですか？」と聞いてきたので、もちＯＫ。小倉駅や門司駅は渋滞しているというタクシーの運転手に従って、昨日も行った門司港駅に向かうことに。
車中で運転手が「昨日の入場段階で（全員入れるまで）６時間もかかっているんだから、同じバスの台数なら同じ時間がかかるのは当然」と冷静に指摘。確かにその通りだ…
ちなみにこの運転手の息子さん、東京から昨日帰ってくるはずだったが、このライブと小倉競馬のせいで飛行機取れなかったそうです。

門司港駅で女の子達とわかれて、われわれが博多に着いたのは11時過ぎ…昨日の段階では、９時頃には小倉に着くだろうから、どこかで風呂に入ってから帰ろうという計画だったのですが、それはもろくも崩れ去ったのでした（苦笑）
駅前で博多ラーメンをすすりながら聞いたNHKラジオのニュースでは「700人が手当を受けた」と言っていました。（後日の報道とかなり食い違ってる気がしますが…）

こうして、何とか14時過ぎの飛行機に無事乗り込むことができたのでした。あのままバスを待っていたらどうなったことやら。
最後がちょっと大変でしたが、まあ「振り向いたなら懐かしき日々」って奴ですか。
お疲れさまでした。

その後、羽田に戻った管理人は、諸事情により（大爆）息つく間もなく新幹線で仙台に向かいました。

おわりに
東京・石狩・北九州と３公演に飽きずに付き合ってくれたあいまいっく氏、ありがとう。

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