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THE FRUSTRATED-extreme- TOUR #05
2004.10.10_石川産業展示館4号館


SET LIST
[16:10-19:00]
01.THE FRUSTRATED
02.ALL I WANT
03.MERMAID
04.天使のわけまえ
05.BLAST
06.Blue Jean
07.a Boy 〜ずっと忘れない〜
08.都忘れ
09.SPECIAL THANKS
10.Missing You
11.WET DREAM
12.coyote,colored darkness
13.原色の空<Cloudy Sky>
14.STREET LIFE
15.ALL STANDARD IS YOU
16.軌跡の果て
17.Runaway Runaway
18.Billionaire Chanpagne Miles Away
19.ピーク果てしなく ソウル限りなく
20.BUGS IN MY HEAD
21.HIGHCOMMUNICATIONS

ENCORE-1
22.WHITE ROAD(新曲)
23.口唇
24.誘惑
25.BEAUTIFUL DREAMER

ENCORE-2
(DAY TRIPPER by BEATLES)
26.南東風


REPORT
台風がどうなるかとひやひやしたものの、大阪〜金沢への移動も少し遅れた程度で完了。
ライブ前日の金沢はひんやり涼しかったが、当日は日差しが暑い朝を迎えた。
午前中のうちに名所廻り。自転車を借りて兼六園と金沢城に行った。やっぱりいるご同輩。
斜め線が入ったバッグを持つ人やら、「はっきり言って不満です」Tシャツを着た人やら…
GLAYは地域経済に貢献しています(笑)

兼六園の鯉に朝食のパンをばらまいて、昼に到着する相方・あいまいっくを迎えに金沢駅に戻る。

会場となる産業展示館は、金沢駅から15分程度。
外の女子トイレには、いつものように長蛇の列なのだが、なぜか変なのぼりが…
トイレでハンバーグ ←女子トイレの列に「ハンバーグ」と書いたのぼり(笑)


建物の中は、展示館だけにスタンドが無く、平面のアリーナ席が縦長に配置されている。
座席は80列までで、今回の席は71列。
60列あたりから、木で作った階段状の台の上に座席が作られているので、多少は見やすいものの、かなりステージは遠い。でもEXPOの時よりはましか。
最後尾80列のチケットを持つ人が、知り合いらしい近くの席の人に「すごいでしょー」とやけくそな自慢?をしていた。確かに、出そうと思って出せる席じゃないものなあ…

席に着いたとたんに、さいたまでちょっとだけ話した女の子に声をかけられた。
あいかわらず、でかいから目立つということであろう。

予定より少し遅れて開演。
客電が消えたとたんにあちこちから「見えないよー」の声。席が遠いから見えにくいという意味らしかったが、思わず後ろの人に謝ってしまった。
オープニングSEが終わって「影絵」が出ると、会場は大歓声。やっぱり地方会場は「待ちこがれて」いるんだな(自分含めて遠征組もいるけど)と感じる。
低音が、足下の木の台から伝わってくる。あらためて、今回のツアーは低音が効いてることを認識した。

今日のTERUはついにおでこ全開。といっても、以前のオールバックという感じでもない。ソフトモヒカンとでも評するのだろうか?きつい(怖い)感じではなかった。
さいたま2日目で髪を切ってからすこしずつ前髪が上がってきて、大阪2日目には半分ぐらい上がっていた。そのときは「テンションの高さを表してみました」と言っていたので、今日はエンジン全開?

最初のMCで、すでにあちこちで伝えられている通り、「男多いなー おとこーーー!」発言。
ほぼ平坦な客席だけに、背が高い男どもがぽこぽこと頭一つ飛び出ているから余計目立つのかも。

懐かしセットリストは「a Boy」「都忘れ」とBELOVED仕様。
「a Boy」は、向かって左の2人に注目な曲ですな。
2本のギターを操るHISASHI、そしてきれいなコーラスをするJIRO。

「SPECIAL THANKS」前のMCは、いつものようにみんなへの感謝。
「EXPOも無事終わりました。この中でEXPO行った人?」という問いかけに、結構上がる手。
北陸以外の遠征組がいるにしても、やっぱりEXPOは全国から来ていたんだなと実感。

男の多さにTERUのテンションが上がり続けたのか、このあたりから歌詞がやばめ。
「WET DREAM」で歌詞をとちった?(おそらく「力こぶをつきだして 自分の弱さ蹴散らして WET DREAM〜」と歌うところを、「どんなことでも悔やむな〜」と続けてしまい、演奏だけはそのまま進んであわててTERUが歌うのをやめた、という感じ? こっちも暴れていたので記憶が不確か)
その後、TERUはペットボトルを客席にぶん投げてた。曲途中に投げるとは珍しい。

「coyote〜」では、歌詞がなんか変。意味合いはあってるから違和感ないけど。
「STREET LIFE」は、「思い出ひとつも…」で止まってしまい、苦笑い。そのあと下手に向かうTAKUROに何か言われていた。

「軌跡の果て」が終わって、「激しいナンバー行くぜ!」とあおるTERU。でも、スローテンポな曲が続いていたので、ちょっと惚けている客席。
「ゆっくりな曲が続いたからねー じゃあウォーミングアップをしよう!」と、「イェーイ!!」のコール&レスポンスしてから「Runaway Runaway」に突入。
このあたりからJIROもかなりはっちゃけ気味。ステージ中央で頭をぐるんぐるん回しながら(某所に「扇風機のよう」と評されていたが、まさにそのとおり)ベースを奏で、客席の反応に喜んだJIRO、例のごとく笑顔でうんうんとうなずく。
さらに、大阪に続いて手振りを披露。大阪のレポでも書いたけど、昔のJIROだったら絶対やらなかったであろう。
つづいてステージ側から撮影するカメラに向かって、TERUと一緒にふざけ顔。楽しそう。
HISASHIも曲中にドラム台に飛び乗ってTOSHIとセッション。ぴょーんと飛び降りる。
「ピーク〜」の間奏で、TERUはついに上着を脱ぎ捨てた。脱いだ上着をマイクスタンドに掛けようとするが、うまくかからず歌い出す。
「BUGS〜」は、もう暴れ放題。JIRO飛ぶ、跳ねる。
本編最後はハイコミダンスで腕の運動(笑)

アンコールは、あまり揃わなかったが「HAPPY BIRTHDAY JIRO」コール。
ひとりで出てきたJIRO、
「ありがとう。みんなの期待以上のことをしていくんで、これからも期待していてください!」
とお礼のお言葉。さらに、その後なぜかTERUからも
「えーバースデーコール、ありがとうございます(笑)」
というお礼があり、客席から「キミじゃないから」という感じの笑い。
「みんなの気持ちはJIROに伝わっているからね」
と、JIROの方を向きながらコメント。こういう光景を見ると、TERUにとってはJIROは弟みたいな存在なのかなあと思う。
新曲「WHITE ROAD」については、
「この曲は故郷の函館を思い浮かべて作りました」
と、いつもの解説。でも、話はやがて函館の現状に。
「大好きな人と、函館に来てください……ホントに、みんな函館に来て! あのー不景気だそうなので。俺、函館の観光協会に入る!入ってないけど(笑)」
と、函館観光を勧誘(笑) また父親から不景気話をされたのか。

「口唇」「誘惑」と似た曲が続くパターン。「誘惑」は、例のPV付き。さいたま初日はモニターが見えない席で、大阪初日は不参加のため、はじめて確認。これを見るとやっぱり軽部氏の変装が浮かぶ…

アンコールその2は、通常のアンコール。声が揃う間もなく、すぐ再登場。
ごちダンス説明では、大阪初日の暴露話。
「最初はみんな方向がバラバラで、見たままやってくれる人と、私はEXPO経験者なのよ!こっちよこっち!て感じの子とかいろいろいてね。だから、途中からは俺を見たままやってください、って言ったんだけど、大阪はスタンドがこうーステージの横にもあって、見えないってぶーぶー言われたから喝入れときました!…大阪の人には言わないでね」
ここには大阪から遠征してきた人もいそうだけどね…(笑)
「やりたい人は一緒に踊って、やりたくない人は…こうー恥ずかしがっていてください(笑)」
なんて言葉もあり。
本番では、後ろから見た感じ、手はきれいに揃っていた。その甲斐あって「120点満点で100点!」をいただいた。

エンドロールは、例の未発売新曲。何かこれを聴くためにライブに来ているような気がしてきた…

終演後、外に出ると、雨が降っていた。
あわててシャトルバスで駅に向かう。
駅では、見たことがある人を何人か散見。結構遠征組いるなあ…と思いつつ、自分もそう見られていそうだ(汗)

翌日、前日につづいて兼六園に行く。
家族連れの遠征組も散見されるなか、またまた池の鯉にえさをあげる。去り際、
「またツアーがあったらえさやりにくるからな。えさが食いたければGLAYに言えよ(笑)」
と言っておいた。
兼六園の鯉のためにも、また金沢でライブをやってもらいたい(爆)


【はみだし】
・MC途中、話そうとしたら歓声に遮られたTERU、苦笑しつつ「みんなにも話すチャンスあげるから」。
・今回は背後に熱狂的TAKUROファンあり。TAKUROが映されるたび、しゃべるたびに絶叫。
・今ツアー初参戦のあいまいっく、「なんでアンコールを2回にするんだろう。まとめちゃえばいいのに」。
 んー、その都度Tシャツを着替えるということで、ツアーTの販促のためか?(笑)


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