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THE FRUSTRATED-extreme- TOUR #08
2004.10.31_新潟朱鷺メッセ
SET LIST
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[16:10-19:05]
01.THE FRUSTRATED
02.ALL I WANT
03.MERMAID
04.天使のわけまえ
05.BLAST
06.Blue Jean
07.May Fair
08.カナリヤ
09.SPECIAL THANKS
10.Missing You
11.WET DREAM
12.coyote,colored darkness
13.ROCK ICON
14.STREET LIFE
15.ALL STANDARD IS YOU
16.軌跡の果て
17.Runaway Runaway
18.Billionaire Champagne Miles Away
19.ピーク果てしなく ソウル限りなく
20.BUGS IN MY HEAD
21.HIGHCOMMUNICATIONS
ENCORE
22.ホワイトロード
23.生きてく強さ
24.口唇
25.誘惑
26.BEAUTIFUL DREAMER
27.南東風
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REPORT
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震度6強が3回連続で発生した（のちに最初の地震は震度7だったことが判明）新潟県中越地震から１週間。賛否両論の中、新潟公演は決行された。
新潟市内は地震の影響をほとんど受けていないということだったが、脱線車両がそのままの上越新幹線は復旧の見通しが立たず、関東からの遠征組の多くはイベンター側が手配した臨時バスで新潟に向かった。だが、長距離バスは疲れるという印象がある筆者は、あえて東北新幹線・郡山経由での新潟入りを選んだ。
午前8時36分発のMaxやまびこ号。気がつけば斜め前にご同輩発見。朝からビールですか…（＾＾；
郡山からは、会津若松乗り換えの磐越西線。やはり新潟への迂回路ということで、車両が増結されていた。
新潟到着は午後1時近く。荷物をコインロッカーに入れて、帰りの列車時刻を確認して昼食。
まだ時間があったので、会場の朱鷺メッセまで徒歩で向かった。
およそ20分の道のりで到着した会場周辺は、すでに多くの人であふれていた。空席が目立って閑散としているのではという予想は外れた。
開場は予定通り午後3時。バス組の友達と合流して、3時半過ぎに入場した。
会場のつくりは、幕張メッセに似たような感じで、前後方向に長い。今日の席は真ん中よりやや前のTAKURO側。左横にはPA席がある。PA席の端にある机の上に置いてあったサクマドロップが気になる…
開演はやや遅れ、16時10分。廻りを見渡すと、ところどころ空席があるものの、だいたい7〜8割は埋まっている。
メンバーのテンションは名古屋ほどではないものの高いように見えた。この状況でテンション低いわけがない。
「にいがたぁ〜〜！！」
TERUの叫びが響く。
「大変な時期かもしれないけど、元気をつけたくて来ることにしました」
「来られなかった人の空席に向けても歌います」
「新潟は、JUNK BOXの頃から来ています。いつも盛り上がってくれるので俺は"ロックの街新潟"と呼んでますけどね」
この日最大の驚きは、「STREET LIFE」前のTAKUROのMCにあった。
まずは、「さっき演奏した"ROCK ICON"は、ここ新潟で誕生した曲です」という秘話。
「HEAVY GAUGEツアーの新潟さんこう…あ、間違えた。産業振興会館の楽屋で、頭に浮かんだリフをギターで弾いていたら、そこにJIROが来て…そのときに7〜8割はできてたのかな」
おおーっと驚く客席。だが、さらにそれを上回る発表が後に控えていた。
「大変な時期に来てくれた新潟への感謝、そして来られなかった人たちの思いをふまえて、THE
FRUSTRATED-extreme-、もう１回新潟でやります！」
一瞬の沈黙は、意味を理解した瞬間に歓喜の叫びに変わった。
「THE FRUSTRATED-extreme-ツアーは、ここ新潟でファイナルです！」
「今日来られなかった人たちにも、伝えてもらえるとうれしいです……ま、告知なんだけどさ」
この時のTAKUROの「してやったり」という笑顔が忘れられない。
アンコールあけ、またHISASHIとTOSHIとのセッションか？と思ったら、TERU「しゃがんでしゃがんで…」と歌い出す。懐かしのハイコミツアー「しゃがんでジャンプ！」か？と思いきや、ウェーブだった。
秒読みで前から始まるウェーブは、無事に最後列まで達した…が。
「なんでしゃがんでるの？」TERU、びっくり。
「そっか…そうだよね。じゃあ後ろまで行ったら折り返して戻ってきて」
いや、そういうことでは無いと思うけど。まあいいや。
今度は最後列まで行ったら戻って最前列までウェーブ。みんなウェーブ通過後ちゃんと立っていた（笑）
さいたまの発言からすると、ウェーブの分１曲減るのか？と思っていたら、今回のツアーで初めて「生きてく強さ」が演奏された。
後で聞けば、JIROの提案だったとか。
ごちダンスは、「今まで面倒くさくて教えてなかった」という部分（じりじりと〜の所）の振り付けもしっかりレッスンあり。でも、本番でTERUは間違えた。「スマーン！」と謝るTERU。
今日は何点だ？
「踊りそうもないおじさんが踊ってくれたから、今日は満点の120点！！」
大喜びの客席。
名古屋でもやってた、腕組みポーズをみんなにマネさせて「アホみたい」ってのもあり。
元気な新潟を感じたメンバーは、最後までテンション高めで、JIROは去り際にもペットボトルを投げていた。
終演は19:05。ほぼ3時間という長いライブだった。列車の発車時刻まであと40分、あまり時間はないけど、どうしてもエンディングの「so far yet and so close」が聴きたくて、出口近くで聴く。はやく発売しないかね。
バスは混みそうなのでタクシーで駅まで。無事に駅弁を買える時間に到着し、ふたたび会津若松へ。
今日は会津若松に泊まって、翌朝始発で出勤である。
筆者にとって、怒濤の一週間の始まりの終わりであった。
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