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ROCK'N’ROLL SWINDLE〜Re-birth〜
2006.11.20 島根県民会館
SET LIST
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［18:35-?］
01.LAYLA
02.変な夢〜SHOUSAND DREAMS〜
03.誘惑
04.SOUL LOVE
05.生きてく強さ
06.春を愛する人
07.More than Love
08.cynical
09.Lock on you
10.夏音
11.恋
12.pure soul
13.ROCK'N’ROLL SWINDLE
14.彼女の"Modern…"
15.SHUTTER SPEEDSのテーマ
16.ピーク果てしなく、ソウル限りなく
17.BEAUTIFUL DREAMER
18.MIRROR（新曲）
ENCORE
19.100万回のKISS（新曲）
20.HOWEVER
21.I'm in Love
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REPORT
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メンバー内に晴れ男（誰だ？）がいるにも関わらず、雨が続く中国地方。
夕方に雨が上がってくれたのが、せめてもの救い。
今回、史上まれに見るほど（大げさ）前の方で見ることになっているのに、今回の山陰訪問は観光がメインだったので、ライブ直前までその実感がわかなかった。
会場に入って自分の席に行ってはじめて、かなり近い席だってことを実感。しかも周囲にあまり男がいない。これって目立つよなあ…ピークの掛け合いで音痴って言われたらどうしよう…（先日どこかの会場でそういうMCがあった）なんてことを考えてしまった。
そうこうしているうちに、客電がゆっくり照度を落とし（ホールの照明ってすぐに暗くならないもんですね）、それに反比例して歓声が大きくなってオープニングが始まる。会場によって歓声が上がるところが違うのがおもしろい。
途中から歓声が収まって、静かに見る感じに。そして最後に幕の向こうにいるメンバーが影絵のように大写しに…あれ、JIROが見えない？（たぶんライトの位置と立ち位置との関係だと思う）急に歓声がMAX！幕が上がる。
TERUの衣装は黒シャツ白ネクタイに変わっていた。パンツも少しだけ余裕があるものに変わった模様。
「LAYLA」はあまり騒いで見る曲じゃないが、客席の温度というかエントロピー？というかが充満している。それに反応したのか、次の「変な夢」でTERUが激しく歌い、動く。サビ前に「島根行くぜ〜！」とか言ったかな？
暗転中、スタッフが何か話しているのがぼんやり見える。
明かりがついてTERUのMC。
８年ぶりという話、そして最初からすごいテンションになってしまい、髪がぐしゃぐしゃになってしまったという話。
「ヘアメイクの人がせっかくセットしてくれたのに、すでにぐちゃぐちゃです。谷やんゴメン！」
この時点ですでにTERUのテンションがいつもと違う感じ。
「SOUL LOVE」でJIROが前に出てくる。やっぱり近い！こんなに近くていいのかね!?
と思っていたら、HISASHIがピックを客席に投げ…転がり…真横の通路にポトッと落ちた。
！！慌てて足を出そうとすると、女性２人が飛び出してきてバトル開始！（ちょっと手を踏んじゃったかも。すいません）
いやはや怖い…
何の曲だったか忘れたが、すでにTERUはジャケットとネクタイを外し、シャツも第２ボタンまで開けていた。友達が書いてたけどTERUを脱がせた（笑）島根すげー
「Cynical」はサビを会場に歌わせてた。いつも思うが歌詞難しいよHISASHI…
そして、今ツアーでのTERUの見せ場？「Lock on you」。
「愛し合おうぜぇー」と言いながら、すでに乱れきった髪をオールバックに。タンバリンを持って腰をくねくねさせたりしてフェロモン出しまくり。
ついでに両脇の煙も出しまくり。
HISASHIが苦笑しながら、煙の向こうで弾いていた。
JIROは煙のところで回し蹴り！
この煙、宮崎の時からそうだけど「Lock on you」が終わった後も出続ける。「夏音」前のMCでもプスップスッといった感じで結構間抜け。
この日の「pure soul」、TERUの想いがストレートに伝わってくる。ハイコミ追加公演初日・真駒内で聴いた「pure soul」がMy Bestだが、これに匹敵するような歌声だった。
TERUが左手を高く掲げて天井を指さし、のけぞった時は……そう、「彼女のモダーン！！」。
いつものように、いやいつも以上のテンションで演奏が始まったのはいいが、歌い出しで事件は起こった。
一瞬TERUが声を発したが、それは「ダ」じゃない音。（ダイスで決める…で始まるのに）
どうやら間違えたらしく、あははという表情のTERU。何とか途中から復活。今回のツアーは歌詞飛ばしが多くて、いろいろ苦言を言う人もいるけど、こういうハプニングは好きだな。
JIROにピンスポットがあたって、前傾姿勢でベースをかき鳴らし始めたら…そう、SSのテーマ。
JIROファンじゃない友達に言わせると「JIROうるせー」だが、JIROファンにとっては至福の時（笑）
マイクの前でガガガーっと弾き続けてるけど、みんな黙ってしまう。するとJIROが手で「叫べ」と合図。すかさず叫ぶ。「オッケー！」とご満悦で開始。
TERUにバトンタッチして、右へ左へ動くJIRO。ステージ上のアンプ（モニター）に乗ってソロを弾く。
最後は銀ベースを高々と放り投げてキャッチ成功！
続く「ピーク」も大盛り上がり。懸念された掛け合い部分、やっぱり周りに男がいないから目立つ。
でもまあそんなに音は外さなかったつもり。
曲の最後の方ちょっと走りすぎというか、えらく早口で終わった気がする。
アンコールの声は途中から「I'm in Love」に乗っ取られた…
HISASHI、ジャケットの前を開けてツアーTをアピール。
JIROは今日もカメラを持って登場。客席を写す。そんなJIRO、アンコールでもノースリパーカー。本編と違うのは本編では衣装のパーカー、アンコールのはグッズのパーカーを袖無しにしたものというところ。
「100万回のKISS」前のMC、TERUぐだぐだ（笑）
−メールだとダイレクトな気持ちが伝わらない、ひさびさに会う友達からの飲みの誘いも、オレはテンション高いのに文面では伝わらない。告白も「好きだ！」って書いてメールでピッ！（リモコン操作するような手振り）で済まされちゃう。
そんな話をした後に、「そういうことを歌ってる曲です」と言って締めようとする。え？という感じの雰囲気に気づくと、
−いや違うよね、あはは。キスは直接会ってしないと伝わらない…
はぁ…
確かそんな話だったと思う。なんだか話がはしょられてないか？（笑）
アンコール２曲目は「Winter,again」から「HOWEVER」に変わっていた。
えらく声でてるなーと思ったら、歌い終わった後、「自分でもどこまで出るんだろうと思いながら歌ってました」とニコニコしながら言ってのけた。
そして、いよいよ全メンバーによるMCコーナー。回を重ねるたびに時間が長くなってる？
TOSHIはいきなりの方言「だんだんね〜」（ありがとね）で客の心をしっかりキャッチ！
「幕が開いたとき、なんだこりゃと思った。それぐらいあったかい空気があった。いつも始まる前は間違えないかなと緊張してるんだけど、今日は何やっても大丈夫と思った。結局間違えてしまったけど」
最後に何か良いこと言ってたけど、ちょっと噛んでしまいTERUに「噛んじゃいましたね」と言われていた。
せいさん
「今日飲んだしじみのみそ汁にパワーをもらって、今日は自己ベスト！それにしても、こんなにあったかい人たちがいるのに『山陰』っていうのはおかしい！（怒）…だからって何て呼べばいいのかわからないけど（苦笑）」
JIRO、はにかみながらも「だんだんね〜」
「昨日は雨で、風邪を引くとまずいので外に行かなかったけど、島根は３回目。去年、ボクがやってるパンクバンド（？）のプレデターズでPVを撮りに来ました。キグレサーカスの鉄球バイクの中で『あーこれで怪我したらリーダーに怒られるなー』ってびびりながらベースを弾いた。終わった後にみんなで飲みに行こうと思ったら、日曜日だったせいもあるけど、夜の9時ぐらいだというのにどこも店が開いてない！何だこの街は！！と思いつつ、赤ちょうちんの普通の飲み屋で、カラオケがついているところで飲みましたね」
ここで話は急展開。
「オレ、不条理に思ったことがあって。たまたま見てたTVで、"スポーツ選手のキャッチフレーズ"ってのをやってて。オレは「ジャンピングベーシスト、JIRO」と書かれたことがあるけどね。で、『ミキティースマイルの安藤美姫』ってのがあって。それキャッチフレーズじゃないじゃん！名前そのまんまじゃん！不条理だ！」
変なことを気にするなーと思ったら、
「前の方にいる男、髪長いからバンドのボーカルかなと思ったら、ピークの掛け合いでえらい音痴だったからこれは違うなと。不条理だよお前！」
ちょ、不条理なのはJIROさんでは…（苦笑）
（本人は後でJIROからリストバンドを手渡しでもらったらしい）
JIROにしては異例な長いMCの後はHISASHI。前置きはなんだったか覚えてないが、
「…そんなホワイトロードから水木しげるロードへ！！たまに妖怪の像が盗まれたりしてね（笑）行ってきました水木しげる記念館へ！境港市だっけ？」
おおーそう来たか。
「そこで感動したのは、水木しげる先生が戦争中にアマゾンのジャングルでぬりかべを見たという話」
いや…日本軍は南米まで攻めてないぞ（汗）
えらくテンションの高いMCの締めは、ギターで奏でる「ゲゲゲの鬼太郎」のテーマソング。そして…ろうそくで吹き消すように「フッ！」とマイクに息をするとスポットライトが消えるという芸？
さあ、プレッシャーかかりますよリーダー。
「今日は良いライブですね。以上！」
えぇーっ！！
「長いよ、オレ」
結構です、結構ですとも。
「今回のツアーはバス移動が多くて、昨日も倉敷でライブを終えた後にバスで米子まで移動してきたんだけど、オレとしてはライブが終わって『乾杯！』と行きたいところなんですが…最近HISASHIさん界隈では通信対戦できるゲームがはやっているらしく、バスの後ろの方でスタッフとやっている。オレの隣はJIROなんだけど、ヘッドホンをして毛布をかぶって寝てる…じゃあTERUは、というと、TERUの席はバスの前の方なんで音信不通という…今日は明日中日だし、飲もう！」
とメンバーに同意を求める。うんうんとうなずくTERU。話は続く。さすが長いというだけのことはあるなあ。
「昨日は米子に泊まったんだけど、寝ようと思ったら隣の部屋から『しげる！しげる！』（HISASHIのマネ）って声がうるさくてさぁ…」
どうやらHISASHIはまた酔って騒いでいたらしい。
そしてTERU。
「今回のツアーでは、公演の前の日は酒を飲まず、なるべく喉をつかわないことにしてる」
とのこと。氷室さんのストイックさにあこがれている模様…
ほかにもいろいろ言った気がするけど、このコーナーだったか、ほかのMCだったかわからないので、最後にまとめて書いておきます。
「そうだ、写真撮ろうか！ホームページに載せたい」と、いきなりTERUが言い出す。
しかし、この日のJIROのカメラはデジタルではないので無理。「じゃあ１曲やってる間にスタッフに用意してもらいましょう！」ということで、「I'm in Love」。
JIRO、振ったマラカスをポイッとステージ脇に放り投げ。
そして撮影会。
「この写真は会員制のサイトに載せるんで…あ、見れないかぁ。じゃあ、無料で見れるホームページに載せるよ。えーインターネットができる環境があれば…ワールドワイドウェブ.glay.co.jpでよろしく！」
スタッフがドラムの後ろから撮影。その写真は期間限定でHSSSに掲載。
（もちろんワタクシも写っています）
そして。今日の「その時」がやってまいりました。（松平アナ口調←わかりますかね）
最後にいつものようにピックをわしづかみにしたJIRO、ポイッと投げるとそのピックは放物線を描いて自分の正面に。左手でキャッチ！手のひらを開くとそこにはJIROのピックが！！！！！
いやーありがたやありがたや（笑）
XX回目のライブにして、はじめていただきました。
 
ちなみにJIROのペットボトルは２階席にしっかり届いてた。すげー。
（はみだし）
・TAKURO、なぜかえびぞりになってステージ上でピックを背後にポイッ。
・昔の曲の方がベースに動きがあるんだなーと実感。
（TERUMC集…いつだったか忘れた）
・暗転中、ステージの背後でピカッと何かが光ったとき。
ひそひそ声で「今なにか光ったね」「なんだろうね…」
・「俺達、北海道出身で……あ、１人青森がいますけど」
・「北海道にいたら、島根なんて来ることなかったと思う。ホントに北海道にいると、北海道の中にしか行かないし。行っても青森、修学旅行は東京と京都か」
・島根がこんなに寒いとは思わなかった、という話で。
いつものように「九州は１年中南国だと思ってた」のMCに続いて。
「逆に九州の人は北海道というと『北の国から』のイメージらしくて。『近所にキツネでるんでしょ？』と聞かれて、
『ウチの方は出ないけどねー』と答えたけど」
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