 |
GLAY UNOFFICAL SITE "ひゃー" Since 1999.12.9
|
|
 TOP ＞ LIVE REPORT TOP ＞ 2007 ＞ LOVE IS BEAUTIFUL ＞ 20070204 さいたまスーパーアリーナ |
|
|
|
ARENA TOUR 2007 "LOVE IS BEAUTIFUL"
2007.2.4 さいたまスーパーアリーナ
SET LIST
|
01.MIRROR
02.ROCK'N'ROLL SWINDLE
03.変な夢〜THOUSAND DREAMS〜
04.ビリビリクラッシュメン
05.生きてく強さ
06.100万回のKISS
07.恋
08.サラギの灯
09.嫉妬
10.AMERICAN INNOVATION
11.Lock on you
12.僕達の勝敗
13.I Will 〜
14.LONE WOLF
15.WORLD'S END
16.More than Love
17.SHUTTER SPEEDSのテーマ
18.ピーク果てしなく ソウル限りなく
19.BEAUTIFUL DREAMER
20.LAYLA
ENCORE
21.HAPPY SWING
22.卒業まで、あと少し
23.月に祈る
24.彼女の"Modern…"
25.ACID HEAD
|
▲このページのTOPへ戻る
REPORT
|
またまたご厚意に甘えて、菜の花さんにいただいたレポートを掲載します。
晴天だが、風のとても強い日。
さいたま新都心駅から会場の玉アリまで、飛ばされそうになりながら、娘と必死に歩く。
そういえば、今日は「立春」。
GLAYに出会ってから何度目の春だろう…。
娘とこうしてライブに参戦する回数も、二桁になった…。
私のGLAY初ライブは99年の東京ドーム。もうすぐ満８年です。
娘さんは初ライブに行ってからずいぶん成長されたんでしょうね。
☆ ☆ ☆
ステージを正面に見る、スタンド200レベル。
昨日はアリーナBブロックだったが、こういうふうに会場全体が見渡せる席も好き。」
積が近くてびっくりでした。
客電が落ち、SEの後「MIRROR」のイントロが始まる。
昨日は、メンバーのシルエットが映し出されたが、今日は映らず…。
（じろさんは、昨日も映ってなかった？みたいだけど…）
JIROは後ろにいるので、大きい影がぼやーっと映るだけなんですよ。
ホールツアーの時はしばらくの間「３人じゃん」と突っ込んでましたが…
この日はまるっきり映ってないですね。
特効の音とともに幕が落ちる。
アルバムが出た後なので歌詞も全部理解した上で聴くと、より胸に迫ってくる「MIRROR」
初めて聴いた時には不協和音のように思った、イントロのHISASHIのギター、
音色によるものだったんだな…。
レコーディングの前日になって付け加えたという「今日という日が〜」からのリフレイン。
やっぱり、泣きそうになる。
じっと聴き入る客席。
しかし、エンディングまで待ちきれないのか後奏が終わる前にもう、拍手。
私としては、最後の一音までしっかり聴きたいなあ。
「ROCK'NROLL SWINDLE」「変な夢〜THOUSAND DREAMS〜」と続く。
「Hey!hey!」の掛け声に乗っていく。
初めから優等生じゃなくてもいい曲、とTAKUROが言っていたが、会場みんな乗り乗り！
ライブで成長している曲…になってきたか？
TERU「昨日はここで1万9000人から愛をもらって、ぎゅっと抱きしめて寝た。
今日はそれをみんなに放出するんで。
みんなからまた返してもらうと、3万8000人の愛になる…。」
まだ、続いたがちょっとぐだぐだっぽくなる…。
そんなTERUさんがまたなんとも言えず…。
（笑・そしてその先を覚えてない私は…・汗）
「なつかしいナンバー、いくぜ〜！」と、ビリビリクラッシュメンへ。
TERU・JIROのハモリ、いい感じ。
じろさん、もっと歌えばいいのに…。
同感です（笑）
このときは、両端から戻ってくるTERUとJIROに道を空けるため、すっと同時に立ち位置に戻るギター２人に笑いました。
「みんなの声、すごく届いてる。もっともっとみんなの声を。」と、「生きてく強さ」へ。
そして「100万回のKISS」
昨日は演奏に入る前にMCがあったが、今日は演奏の前には、せいさんソロ。
演奏後にTERU、MC。
このパターンの方が私はいい感じがした。
せいさん、キーボードソロ。とっても美しいメロディー。
クラッシックピアノの基礎がしっかりある感じの、素晴らしい指さばき？に、うっとり。
それにしても、TAKUさんもそうだけど、指、長〜い！
私もピアノ弾くけど、あんな指に生まれたかった！
そうそう、HISASHI、途中のギターソロでは、アコギから持ち替えていた…。
「a boy〜」の反対版。
セイさんのソロの時に映された映像は、横アリの時のから変わってました。
歌いきった、という感じの後、TERU、
「この曲では、KISSという言葉で表現してるけど…。」
「みんなの周りの身近な人が、悲しい思いやつらい思いをしていないか、
気づいてあげてほしい。」
「今、いろんな悲しい出来事が起こっている世の中だから。」
「今日ここで咲いた愛情の花を家に帰って周りの人に手渡して。」
（言葉は違ってるところがあると思うけれど、およそこのような内容）
「GLAYのライブ久しぶりの人？」「初めての人？」と、聞いていたのは、ここだったかな？
「今日もいろんな年代の人がいると思うけど…、
次の曲『恋』は、それぞれのイメージで感じてください。」と「恋」へ。
やっぱり、私はこのセットリストの方がしっくりくる感じ。
次の「サラギの灯」では、ステージ両脇の大きな蝋燭に灯がともる。
後半から細かい雪のようなものが次々に落ちてくる。
この曲の持つ雰囲気をよりいっそう伝えてくれる、幻想的な演出。
昨日のアリーナから見上げたほうがもっと美しく見え、吸い込まれそうだった。
でも、今日は今日でこれで充分。TERUの歌声に吸い込まれた。
それにしても、HISASHIのギター、曲によって全く違う雰囲気を出してる…。
「嫉妬」「AMERICAN INNOVATION」と続く。
「嫉妬」の始まる時、HISA?ギターで「ビョ〜〜〜ン♪」
「AMERICAN INNOVATION」は、ずうっと拳振り上げ！
これが、私の筋肉痛の因かなあ？
「Lock on you」は、TERUワールド全開！
タンバリンの刻むリズムと、TERUの例のパフォーマンスで、
会場全体がめちゃくちゃな盛り上がり！
こういうのをCDで聴いているだけじゃわからない、ライブで映える曲というのだろう…。
暗転の間をおき、TERU、MCのあと「僕達の勝敗」へ。
「GLAYにしては珍しいことなんだけど、大画面に歌詞を出してる。」
そして、レッドリボンなどの活動に参加していることや、
その中でTAKUROから「僕達の勝敗」の歌詞をもらい、涙したことなどが語られた。
そして、仕事としてというよりも、自身の生き方についての意思表明のMC。
TERUは、ギターを持ち、歌詞もきちんと全部を歌いきっていた。
横アリで聴いた時よりも、この曲のメッセージがしっかりと伝わってきた。
MCによるところもあるのだろうが、演奏に迷いがないと感じた。
昨日の演奏は、最後のTERUの声がすごく良くてじーんとした。
今日もバンドサウンドできっちりとこの曲を伝えるんだという意思が感じられた。
心打たれるものだった。
「この子らが生まれた場所でこうも変わるのならば
今何をすればいい？何を歌えばいい？」
私には、何ができるだろう…。
「I will〜」
HISASHIのギター、伸びやかなフレーズを奏でていく。すごくいい感じ。
私は、ギターのことはほとんどわからないけれど、この音、好き。
ピアノもそうだけど、ギターも弾く人によってずいぶん音色が違ったりするのだろうな。
TAKUROの曲の良さとは、また違って、こういう素直な曲が書けるTERUさん、
大好きだ〜!!
「MIRROR」と同じくらいこの曲が好きかも。
リズム隊のアレンジもきっと上手いのだろう…。
かつて「真っ向勝負で駆け抜けろ」なんて歌詞を書いたというTERU。
書いてる詩の内容はずいぶん変わったけど、真っ向勝負なところは変わってないですね。
次は「LONE WOLF」
横アリ初日には、どう乗っていいのか困ったが、
「NO★ FEAR★ 高まる衝動
MAKE★ LOVE★ NOT WAR!WAR!」
★のところとWAR!WAR!のところで拳を突き上げる、後拍乗りでTERUがリードする。
乗り方がわかると、やっぱり楽しい。
みんな一生懸命にやっていたんだけど、当のTERU氏は後日のラジオで、
「反応が薄い」とか、のたまった？らしい。
最終日の広島までには、きっとオーディエンスのリベンジが…。
腕を振り上げるタイミングが、最初の何公演かで揃わなかったんですよ。
TERUが歌うのと同時にやってた人もいましたから。
ようやく揃ってきましたね。ACIDのお約束な振りも、こうやって出来上がったんでしょうか
ここで、HISASHIソロ。
相変わらず、かわいい。（失礼！もとい！）かっこいい!!
ギターの音、冴え渡る。
次の「WRLD'S END」に入る時、赤いマフラーで登場したTERU。
HISASHIの隣に行き、二人で顔を見合わせて、
「せーの！」ってやって、曲を始める。
その二人の様子に思わずにっこりしてしまう。
「More than Love」「SHUTTER SPEEDSのテーマ」と続く。
SHUTTER〜の前、じろさんの二の腕のアップから入るスクリーンのカメラマンさん！
ファンのつぼを心得てる！（笑）
一瞬写った二の腕！お美しい…（笑）
ベースを掻き鳴らすJIRO。会場の一体となったレスポンス。
その歓声のすごさに、じろさん、今日は「もっと〜！」のダメ出しは、なかった。
メインボーカルを終え、昨日はHISA側花道に走ったじろさん、今日は、
TAKU側花道へ！
いつもと違った？
のほほさんによると、TERU、調子が狂ったのか歌詞を飛ばしたらしい。
TAKU・TERU掛け合いのところの前、両サイドにずいぶん離れていたふたり、
気づいたTERUダッシュ！
猛スピードでTAKUROに駆け寄り（TERUさんすっごく足速い！）
中央よりもTAKU寄りで、ぎりぎり間に合いセーフ！
TERUがHISASHI側に駆け出す前にJIROが行っちゃったんですよね。
TERUの「あれ？」という表情がよくわかりました。
あれは何だったんだろう…
ちなみにJIROの最初の言葉は「落ちんなよ！」
このあとだったかな？
TERUに寄りかかり、すっかり身体を預けて、気持ち良さげにギターを弾くTAKURO。
しっかり支えながら歌うTERU。
こういう彼らの姿をみると、なんだかすっごく嬉しくなってしまう。
じろさん、TAKU側花道で、最後のベース投げ。
無事キャッチ、と思ったら、ベースの先のところが花道に激突！
大丈夫だったかなあ、ベース…。
「ピーク果てしなくソウル限りなく」
TERU、Wou wou〜のところでステージのぎりぎり前に立ち、生声で
「もっと〜！」
のほほさん曰く、オーディエンスとの声の勝負。
みんな精いっぱいの声で返したが、もちろんTERUの圧勝！（のほほさんジャッジ・笑）
男３人で頑張ったけど、無理でした（汗）
TERU「みんな夢持ってるか〜!」
私、「イェ〜イ！」と、迷わず手を上げる。
「でっかい夢持ってるか〜！」と、もう一度TERU。
私、あんまりでっかくないけど、「イェ〜イ！」
「みんなで一緒にでっかい夢、見ようぜ〜！」と「BEAUTIFUL DREAMER」へ。
この曲、このツアーで聴いて、もっともっと好きになった。
前に東京ドームで聴いた時は、ストリングスの印象が強かった。
それも良かったんだけど…この曲は、やっぱり骨太のバンドサウンドの方が私は好きかな。
イントロのHISASHIのギターフレーズと、ドラムのリズムがたまらない。
「つらかった時背中を押してくれた曲。」
「みんなの笑顔を守るために、GLAYは歌い続けます。」
という内容のMCのあと、本編最後の曲「LAYLA」
スタンドマイクを握りしめて歌うTERU。
「俺達はどんな惨めな時も冗談を飛ばし合った」のところで、TERU、
ステージ上のメンバーを指すような仕草で？両手を広げた…。
昨日も良かったし、今日もTERUの声が伸びていて、力強い演奏だった。
広いこの会場でも、「アンコール！」の声は途中から揃い、すごい響き。
ほどなく、メンバー再び登場する。
リーダー、白シャツ。あとの３人はツアーTシャツだったっけ？
いや、じろさんはノースリだったかな？
「アリーナツアーならではの事をやりたいと思います。新潟だけはできなかったけど。」
と始まったTERUの、ウェーブの説明。
そして、昨日のウエーブのダメ出しが…。
「スタンド席が悪い。遅いんだよね。」って…。
TERUさん、そりゃあ、外周に行くほど大変だってば…。
でも、TERUの説明のようにやろうと頑張る会場の全員！
「みんな先生や親の言うことは聞かないけど、俺の言うことは聞くね〜。」とTERU。
そこで、妙に反応してしまった私。（笑）
３回目にして、ようやくTERUのOKが！何とか揃いましたか。
「親の言うことは聞かないけど」のところで、菜の花さん親子がどんな顔して聞いてるかなーって思ってましたよ！（すいません）
TERU、ファンクラブの話で、「入ってね！」
続けて、「特別なライブもやるし」みたいなことを言うと、客席から「え〜？！」
そっちを向いて、「やってるじゃん！」とTERU。少々キレ気味？（笑）
「HAPPY SWING」の後、「そろそろ卒業シーズンなので」と、思いがけず、
「卒業まで、あと少し」が演奏される。
イントロ、せいさんのキーボードがメイン。
CD通りの優しいメロディーが奏でられ、TERUのボーカルへ。
Re-birthツアーを経て、せいさんのキーボードもずいぶんGLAYに馴染んできた感じ。
そういえば、ONE LOVEのドームツアーでは、TAKUROがキーボードをやってましたね。
ふと思い出しました。
「月に祈る」は、こんなに力強いバンドサウンドだったっけ？と思うような音だった。
やっぱり、ライブ演奏はいいなあ。
「彼女の“Modern…”」では、途中でTOSHIのドラムソロ。
身体の芯まで容赦なく貫いてくる、そのドラムの音。
鳥肌が立つくらいに、力強い。
そして、目にも留まらぬ速さで動くスティック。
全身全霊をかけてドラムに向かう、TOSHIのパフォーマンスに、身体が熱くなる。
終わりの方で、ドラムの音とオーディエンスで、コールandレスポンス。
メンバーもみんな、TOSHIの方を向いて、一緒に拳を突き上げている。
この人のドラムの音が、いつもTERUの後ろで、がっちりとGLAYを支えてくれているんだな…。
改めて思う。TOSHIさん、すごいよ…。
「ACID HEAD」で今日のライブのすべての演奏を締めくくった後、
例の如くJIROの掛け声で、会場も一緒の手繋ぎジャンプ。
TERUの「行ってきます！」に、「行ってらっしゃ〜い！」と、会場全員。
まさに、あうんの呼吸。
ステージを去る時、HISA、帽子を取って深々と頭を下げる。
じろさんは、にっこにこで、いっぱい手を振る。
リーダー、いつもながらの後ろ向きガッツポーズ健在。
TERUは…
あ、そうそう、「（俺の）脳ミソどっかへいっちゃった」と、
「（今日ここには）何かがいる」の、おかしくって笑えたTERU発言、
どこだったか忘れてしまった…。
心に迫る演奏だった。
そして、あっという間の、楽しくて幸せな時間だった…。
ACIDの最後の方で、TAKUROが花道で座り込んでました。
なんだか99.3.10を一瞬思い出した。
☆ ☆ ☆
帰りの電車の時間が迫っていたので、エンドロールの画面に、
「LOVE IS BEAUTIFUL GLAY」「Thank You」の文字が浮かぶのを待って、
もっともっと余韻を楽しみたい気持ちを抑え、すぐに席を立った。
氷室さんや多くの人たちから贈られた花が飾られた通路を抜け、外に出る。
夜になってもまだ、会場周辺は、風が強い。
人の波を縫うようにして駅への道を急ぐ。
いつもは、ライブのあと饒舌な娘が、珍しく無言だ。
感動は人を饒舌にするが、あまりに大きすぎる感動は、人を無口にする…。
「わたしは、GLAYを知ってて良かった。」
ぽつりと言った彼女の言葉が、今日のライブのすべてを物語っているようだった。
GLAYを知ってて良かったよ…。あなたの母も。
また、一緒に来よう。GLAYに逢いに…。
（完）
「GLAYを知ってて良かった」
GLAYと出逢ってなければ、こうやってサイトをやることもなく、菜の花さん親子とお会いすることもなかったんだろうから、そう考えるとホントにすごい。
GLAYで人生が変わった人もたくさんいるでしょう。
「音楽の力は小さいけど」というような自嘲的発言をたまにメンバーから聞きますが、そんなことはない。
えらい人数の人生を変えまくってるよ、GLAY！
|
▲このページのTOPへ戻る
|
|
画面サイズ1024*768 IE5以上推奨。
このサイトの文章・画像等の無断転載を禁じます。
リンクは自由です。相互リンク希望の場合はメールかBBSで連絡願います。
｜本部サイト「それがどうした！」へ｜このサイトについて｜管理人について｜著作権について｜
|
