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TOUR 2010-2011 ROCK AROUND THE WORLD
2010.11.27 長野ビッグハット
SET LIST
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01.シキナ
02.汚れなきSEASON
03.ビリビリクラッシュメン
04.WASTED TIME
05.More than Love
06.Cynical
07.遥か…
08.Precious
09.風にひとり
10.AMERICAN INNOVATION
11.週末のBaby Talk
12.都忘れ
13.時の雫
14.Satellite of love
15.FAME IS DEAD
16.FATSOUNDS
17.彼女の"Modern…"
18.GREAT VACATION
19.Chelsea
ENCORE
20.月の夜に
21.SHUTTER SPEEDSのテーマ
22.ACID HEAD
23.BELOVED
シャッター復活
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REPORT
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長野公演は、前回は2000年のヘビゲツアー（エムウェーブ）でTERUが歌詞飛びまくって土下座するという事件以来、何と10年振り。個人的には、チケットの日付を間違えたという事件もあって、ものすごく印象深い街になっている。
その時の話は当時のレポート（自分撮り多用で今から見ると赤面ものですが）をご覧いただくとして、2010年のお話を。２週間以上経ってからのレポートで、記憶も半ば飛んでいるがご容赦を。
当日は自家用車で長野へ。東京の南部から関越道に行くために通る環状八号線の渋滞は相変わらずで、都内を抜けるのにかかった時間と、高速を走った時間が同じぐらいになってしまった。
昼過ぎに長野到着。１０年前に訪れた川中島古戦場を横目に、長野駅でライブ仲間と合流。信州そばと善光寺参りを堪能してから、会場に向かった。
会場についたのは開場する直前だったが、何と駐車場が満車。誘導員も「駅からシャトルバスが出ているので」と言うだけで、今更駅に戻るわけにもいかず困る。結局、会場からは少し遠いもののコインパーキングを見つけて、何とかそこに駐車することができた。
入場した後、菜の花さんと少しお話。いつも気に掛けていただいて恐縮です。
今日の席はTAKURO側ステージサイドの２階席。最近は男性が増えて、周囲にも結構いる。（自分のことを棚に上げて何を言う、って感じだが）
前の男性はつなぎを着てアピール。「俺は声でアピールしてやる」と、心に誓う（笑）
開演を告げるボレロのSE。今回の席は音が反響してちょっと聞きづらいかも。
オープニング映像が消えて暗転している間にステージに上がるメンバーを見つけようと目をこらしていたら、一瞬足下を照らすライトが見えた。
冒頭から、メンバーのテンションが高いと感じる。
特にJIROが跳ねたり走ったり。いつも以上に客席を煽っていた。
「汚れ無き〜」でいきなりの特効ドカン！話には聞いていたけど、唐突すぎてびっくりした。
MCでは、TERUが「この会場気に入った。すげーやりやすい」みたいなことを言っていた。
そして、「最近男多いね〜 これ以上増えたら困るけど(笑)」というのも。
「遙か…」はLIVEで何回も聞いていると、すごいいい歌詞だと気がついた。
やっぱり聞き込まないといけませんね。掲示板で「TAKUROの才能が枯れた」とか書いたけど、ちょっと言い（書き？）過ぎましたな…
「Precious」は今日もセイさんに注目。
武道館でリングを外したように見えたのは、サックスの吹く部分にかぶせているカバーだったかもしれない。
武道館の時は、キーボードを弾く直前までサックスを吹いていたが、今日は余裕を持って吹くのを止めていた。
「風にひとり」も最近お気に入りの曲。
この日はちょっとTERUが歌詞を間違えて、１番で２番の歌詞を歌っていた。スクリーンに歌詞が出ているので、ちょっと恥ずかしいことに。それでも１０年前にくらべれば全然許容範囲。
「Baby Talk」の例の映像、「KING OF POP」のくだりで、マイケルの「ポゥ！」を客席に言わせてた。
ちなみに映像でも出てくる「スリラー」のポーズを、この後何回もやっていたJIRO。すごい楽しそう。
この日の圧巻は「Satellite〜」。
ステージ側が「いい歌を歌えた」「いい演奏ができた」と言うときは、聞いてる方も自然に曲が染みいってくる。今回のアリーナツアーでは出色の演出、そして歌いきってステージにうずくまるTERU。
（あとで「ドライアイスの煙の中に頭を埋めて窒息しないのかな？」と無粋なことを考えたのは内緒）
「FAME IS DEAD」、今回は映像よりもTAKUROの暴れっぷりに注目していたので、割りまくり映像を見るのをすっかり忘れていた。そのTAKUROのマイクパフォーマンス（と言うの？）は、前に見たときの方がすごかったかなあ。
後半は叫ぶところで叫びまくって、すでにのどがガラガラ。
「グレバケ」では、ここのところ続いていた「HISASHIのギターソロ、途中にブレイクが入る」「TAKUROが上手花道でありがとう！の生声」が、今回は無し。
TAKURO生声無しは、ちょうどその時にTERUが上手花道に来ていたからTAKUROが来られなかったから？
「Chelsea」の☆噴射は無し。もう取れないか…
ちなみにJIROの叫びは「もっと声を！長野ベイベー！」
最近某所で話題になったアンコールの声は、やっぱり個々人の体内リズムというかかけ声のペースがあるので、なかなか揃わない。声と声がかき消し合うので、アンコールの声が小さいのは単に「叫ぶ人が少ないから」だけでは無いと思う。
それだけに、「波長」が一致したときの声の増幅には鳥肌が立つ。そして、声が揃った瞬間に客電がつくと最高…なんだけど、そう上手くは行かない。
JIROは今日もカメラを持って登場。残念ながら上手は撮らなかった。あ、またTシャツの下にボーダーのロンT。相変わらず楳図かずおに匹敵するボーダー好きですな。
「月の夜に」が終わって暗転、いきなり「SHUTTER〜」。ここはJIROの煽りMCがあった方が…
（その後、広島でMCがついたようです）
「ACID HEAD」はいつものようにTAKUROのソロで煽り。演奏に入るところではトシさんに向けて煽ってるのか。まあそうだよな、ドラム入るから。その光景が微笑ましかった。
JIROの「ぐるぐる回る」コーラスが復活（？）武道館ではコーラス無かったような…
「BELOVED」の合唱、側面のスクリーンに字幕が出ていると聞いていたのを今回確認。
うーん、声が出ない。
ステージを降りるとき、またJIROがスリラーポーズを披露して客席を沸かしていた。
ちなみに、彼の投げたピックが自分の後方の２階席最後列に到達。ゲットした人にお話を伺ったところ、首に刺さった（笑）らしいですよ。
（はみだし）
・前半でTAKUROがステージの一段下（照明とか設置してるところ）にぴょんと降りてギターを弾いていた。
・同じく前半、HISASHIとJIROが上手花道で向かい合って弾く場面あり。
・MCで「GLAYは解散しないって公言する世界初のバンド」と言っていたけど…いや、誰しも解散するつもりでバンドは組まないと思う。でも解散してしまうわけで。もちろん、GLAYが解散するとは思わないですが。
・後日、TERUブログで「奇跡の夜」となった理由が明かされて、賛否両論あったけど、きっかけはどうあれ、いいライブを経験できたんだからよかったよ。
・車を宿の駐車場に止めて、仲間と飲みに繰り出すも、どの店も満席。１０年前はホテルが満室で宿泊難民になったけど、今回は居酒屋難民になりかけた。長野は一筋縄では楽しませてくれない街です。
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