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TOUR 2010-2011 ROCK AROUND THE WORLD
2010.7.20 釧路市民文化会館 大ホール
SET LIST
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01.FAME IS DEAD
02.absolute"ZERO"
03.誘惑
04.laotour〜震える拳が掴むもの〜
05.グロリアス
06.生きてく強さ
07.May Fair
08.RainbirD
09.Apologize
10.週末のBaby Talk
11.AMERICAN INNOVATION
12.LET ME BE
13.Satellite of love（新曲）
14.1988
15.HIGHCOMMUNICATIONS
16.THE BIRTHDAY GIRL
17.彼女の"Modern…"
18.GREAT VACATION
ENCORE
19.BELOVED
20.ピーク果てしなくソウル限りなく
21.BEAUTIFUL DREAMER
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REPORT
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すでにハイコミ07-08ツアーで47都道府県を「制覇」したGLAY。
とはいえ、北海道はもっとも広い都道府県。これまで道内主要都市を回ってはいるが、行っていない街があった。
それが釧路である。
釧路市は北海道で４番目に人口が多く（札幌・旭川・函館・釧路の順）、道東の主要都市。これまでもツアーが決まるたびに、メンバーは「釧路でライブをやりたい」と言っていたが、いつも会場が押さえられず、未踏の地となっていた。（ハイコミツアーのパンフでの発言）
そんな経緯もあって、メンバーも気合いを入れてくるかな？と期待。
（レポートを書くにあたってウェブ上で検索したら、それほどファンじゃない釧路の普通の住人が「GLAY来釧」とか書いていて、地元でも話題だったんだなあと、ほっこり）
ちなみに管理人は98年に観光で行って以来の訪問。
当時の写真をあらためて見たら、釧路駅の外観は昔と変わって無くてほっとした。（たとえば函館駅はすっかり変わってしまった。）
 1998年
 2010年 屋上の看板が無くなったぐらい？
…とは言っても、駅の地下にあったステーションデパートは既に無く、駅から幣舞橋までの通りは「シャッター通り」どころか「ビルまるごと空き家」がゴロゴロしていて、こんな状態で「地域主権」言われても、と思ってしまった。あっ脱線脱線。
さて、その釧路駅から会場の市民文化会館まで歩くには遠かったので、バスで向かった。
駅前のバス停には長蛇の列。バスは３０分に１本なので、ちょうどいい時間のバスには人が集中してしまう。
くしろバスの営業所から物珍しそうに覗くおじさんがいるなあと思ったが、会社としてそう暢気に構えていられない。係員があらわれて、
「乗り切れない可能性があるので、その時は○○系統のバスに乗って××で降りてください」
と説明していた…が、全然聞き取れねえ！
まあタクシーに乗ればよかったんだろうが、タクシーに乗るには中途半端な人数（５人）で動いていたので、やむを得ずバスに乗る。
ぎゅうぎゅう。テンション下がる。
釧路市民文化会館は１階席だけ。自分の席は後方HISASHI側、PA卓の斜め後ろということで、音に期待。
あとは通路脇だったので、ジロさんを遮られずに見れる（笑）
ちなみに前の席には地元の人とおぼしき年配ご夫婦。はじめはとまどっている感じだったが、TERUの煽りMCもあって、扇子を片手に結構のっていた（往年のジュリアナトーキョォーな扇子じゃなくて、普通の扇子）。
開演前からSEに合わせて手拍子がすごかった。熱気が伝わってくる。
奥州では開口一番、「奥州がほしい！」と頼朝状態（笑）だったTERUだが、残念ながら（？）「釧路がほしい！」ではなかった。
例のごとく会場の冷房はOFFになっているようで、どんどん暑くなる。
最初のMCは、なかなか釧路に来られなかったことへのお詫び（言い訳？）、そして早々とメンバー紹介。
「名前だけでも覚えて帰ってもらえれば（笑）」
あとはいつもの男煽り。
「恥ずかしがらなくても、誰も見てないから」
そういえば、奥州でやっていたロートルでの横振りがなくなっていた。
（個人的に横振りはピーク以外認めないので、TERUには悪いがそれ以外の曲で横振りをやるときは、首を振るだけにしている）
ホントに汗がすごい出る。ステージ上も客席も汗だく。
JIROの白っぽいノースリーブが、汗で肌色が透けるほどだった。
「グロリアス」のコーラスはJIROとセイさんがやっていた。
「生きてく強さ」でJIROソロ（ベベンベッベベだけだが）がうまくいってホッとする。（奥州で失敗してたので）
ベイビートークは聞くの２回目なので、すこしは慣れた。でも昔はどうやっていたのか、相変わらずわからない…
奥州で気づかなかった話で、CDでYUKIがやっているコーラス（「またね、バイバイ！」じゃなく、その後の「おーびーじないと…」の部分）をJIROがやっていることを確認。
彼の裏声が綺麗って話は、大昔のGRCでも話題になっていた。
このあたりで、MCご紹介（順不同）。
「釧路の訛りと函館の訛りは同じなのかな？」と聞いたTERU、客席から「同じ！」の声。
（実際は結構違うみたい）
地元の人としゃべると１０秒で訛っちゃうという話をはじめる。友達からかかってきた電話。
「TERU久しぶり」
「おお〜久しぶりじゃん」＜わざとらしい
「なんだTERU、東京弁か？」
「うん。もう東京、長いからねー」
「んかー」
「んだ」（爆笑）
「こんな話ができるのも、北海道に戻ってきたからだよね」
その流れで、「AMERICAN INNOVATION」の途中に方言で何か叫んでた。（お前ら大好きって意味かと）
情報によれば、往年のNHKスペシャル「奇跡と栄光の向こうに」でも放映されていた、稚内公演での「なまらなまってきゃぁ〜」もどこかで言っていたらしい。
「今日も後ろまでパンパンだね」と客席を見ながら喜ぶTERU。
「端までぎゅうぎゅうに入れるんだ！」（壁際まで座席がある）
「定員以上に無理やり入れてるから」と言いがかりをイベンター・WESSのニシキ氏に向かって言うTERU。
当のニシキ氏、TAKURO側壁際の扉あたりにいて苦笑い。
新曲「Satellite of love」は、バラード系の曲なのに、TERUが珍しくマイクスタンドを使っていない。
イントロが終わると、ハンドマイクをゆっくりと口元にもっていくTERUが新鮮だった。
新曲はパンフ付録のCDに収録されていて、前回の初聞きに比べると耳になじんだ。
あとで歌詞（入場時に配布されるチラシに封入されている）をあらためて確認して、これも「MIRROR」「SEY YOUR DREAM」「GEART VACATION」と続く「決意ソング」なのだなあと実感。
で、その新曲は、結局アルバムに入るらしい。
ツアー終了後にNYでマスタリング、そしてリリースへ。
「それまではGV1、GV2を聞いてもらうと、次のアルバムがどういうものになるか予想できると思う」とのこと。
本編ラスト、「GREAT VACATION」のイントロでTERUがオイオイコールを始めてびっくり。ここでやるか！
さっき、ハイコミでオイオイやったのが見えた？なんてな。（廻りはやってなかった）
こちらも燃えてオイオイ（笑）
横須賀ではじまって、TERUも定着を狙った「アンコール！」「オーイ！」（オーイは男が言う）、レポートやTERUの書き込みで読んだときは「絶対やらねー」と思っていたのに、後ろにいた男どもがおもしろがってやるもんだから、ついついやってしまった。これもGLAYマジック。
でも、「アンコール」の早さが人によってまちまちで、どうしても途中でずれてしまう。これはどこでもあることだからしょうがない。揃ったときはすごく綺麗なんだがなあ。
だからといって、再登場したTERUが「不揃いなアンコールありがとう」って、そりゃ失礼だ。（今に始まったことじゃないが、彼のMCに悪気はないので勿論OK！）
「気持ちのいいアンコールってのは…」と、えらくゆっくりな「アンコール」「オーイ」を実演。
「はじめっからやれ、って話しだけどね」みたいに言う。
ちなみに、この日のHISASHIはアサヒスーパードライで乾杯。ドラム台に座ってゴクリ。それをJIROがパチリ。（レコデングブログに出てなくて残念）
そのJIROはタオルを左腰に垂らすという新たな技を披露。（日産２日目に金テープを腰に付けたように）
「BELOVED」は、今回のツアーお約束の合唱。
どうやらこれを来るべきEXPOでやりたいご様子…EXPO実現するのか？
（TERUは「やると決まったら、１年前に予告するから」と語っていた）
「ピーク」の最後のほうのドラムが相変わらず好き。奥州では意識していなかったので、今回はTOSHIの溜めにあわせてノる。
最後にJIROがあっけなく帰って行ってしまったのが残念だったが、あとでモバイルメッセージに「泣いてしまった」とこっそり自供。目撃した人もいたらしい。
こういう時に席が近いといいなあと思う…
（はみだし）
・何の曲だったか失念（LET ME BE？）したが、TERUが両手を広げてマイクに向かって歩いてきた場面が、まさにものまねでやられる「GLAYのTERUのポーズ」だった。
・TERUがtwitter上での話題から「釧路よろしく」（回文「くしろよろしく」となる）をライブで使うことにしたらしい…が、「よろしく釧路！」（よろしくくしろ）と連呼。それじゃ回文になってないぞ！
・TAKUROがアコギを弾くたびに、「今回のツアーはアコギ率高い」と言っていたのを思い出す。
・HISASHIがTERUの前にあるアンプにひょいっと乗ってギターを弾く。すぐ横にいたTERUは一瞬驚いた後、「お、来たね！」という感じで笑顔。
・セイさんの衣装が相変わらず貴公子。スカーフみたいなのをネクタイのように前に垂らしていた。
・ジロさんのピックはPA卓前の通路付近まで飛んでいた。
・TAKUROの動きは、見ている人を幸せな気持ちにさせます。
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