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HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2011-2012
"RED MOON ＆ SILVER SUN"
2011.10.17 ニトリ文化ホール（さっぽろ芸術文化の館）
SET LIST
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01.My Private "Jealousy"
02.口唇
03.everKrack
04.SURVIVAL
05.風にひとり
06.キリノナカ
07.アイ
08.嫉妬
09.カナリヤ
10.pure soul
11.SPECIAL THANKS
12.MAD BREAKER
13.FAME IS DEAD
14.MERMAID
15.Ruby's Blanket
16.THINK ABOUT MY DAUGHTER
17.生きてく強さ
ENCORE
18.残酷な天使のテーゼ（高橋洋子）
19.coyote,colored darkness
20.SHUTTER SPEEDSのテーマ
21.HIGHCOMMUNICATIONS
TERUさんは「（SHUTTER SPEEDSやることは）全国のみんなには内緒ね」と言っていましたが、まあ周知の事実ということで…
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REPORT
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「GLAY事典＆Neue "HABIT"」に掲載したお祝いMCのレポを先行掲載します。
全部のレポートは近いうちに必ず。
だいたいの流れとかMCはGLAY MOBILEでレポートされているので、ここではそこを補完する形ですすめます。
モバの文章をジロさん口調に直したり、しぐさを追加したり。まあ、あいまいな記憶なので間違いが多々あると思います。
アンコール2曲目が終わって暗転した中、セイさんにスポットが当たると、サックスが「HAPPY BIRTHDAY TO YOU〜」のメロディーを奏で始めた。
メロディーに合わせて歌うTERU＆客席。そんな中ジロさんは…
「来たかー」と背中で語りつつ、ドラムセットに置かれたタンブラーの水をがぶ飲み(笑)
その後、いつものようにもみあげやら前髪やらをいじる(笑)
みんなで歌っているのにその態度！いやー彼らしい。
TERU「今日はJIROの誕生日です！…呼んでいいんでしょうか、ケーキカモン！」
スタッフがワゴンに乗せたベース型のバースデーケーキを運んでくる。
途中でロウソクの火が消えそうになり、あわてて掌をかざすスタッフ。
TERUが「じゃあ〜『JIROさん39歳おめでとう〜』と言ったら、吹き消してください」みたいに段取りを説明した気がするけど、結局誰一人として実行しなかった。
なぜなら、ドラムセットを背に記念撮影しようとするTERUに対して、JIROは客席をバックに撮ろうと言ったようで、ごく短い時間にHISASHI以外のメンバー間で討論（？）があったから。何を喋ってたんでしょう。
結局、最初に客席をバックに撮影して、火を消すときは180度回転ということに。
ジロさん、相変わらず気を遣う。
E-PL2で撮影するTERU。（勝手に使ってる・笑)
あっという間に火が吹き消されると、今度はスタッフが用意した横断幕（白黒の横ボーダーの布地に「JIRO 39 おめでとう!!」の文字）が登場。
これもドラムセットを背後にして撮影しようとするが、またまたJIROの提案で客席バックに変更。横断幕をもったままぐるっと回るスタッフ。
（TERUは「前の子が幕に隠れて写らなくなっちゃうよ？」と言ってたみたいです）
最初、幕の位置がTAKURO側に寄りすぎだったので、TERUが「センターずれてる！」と指摘して位置直し。
撮影が終わって、TERUに一言を促されるジロさん。
「たくさんの声援、そしてバースデーコールありがとうございます！」
まずは定型的なあいさつ。ここからが本領発揮(笑)
「いやーステージに出てきたら”HAPPY BIRTHDAY”とかJIRO Tシャツとか着てて、今日はなんかめちゃくちゃヤな気持ちでした。だってみんなこっちを見てるんだもん！！」
（爆笑。ちなみに最初のMCでTERUが「今日はJIROだけ見てください！」と言っていた(笑)）
「今日は普段と違うことになると思ってたから、今日の俺はパフォーマンスは置いといてメチャクチャ真剣に弾くというスタイルになってました。最近では一番魂のこもったプレイになりましたね」
「今回のツアーで演奏しているバラード、「カナリヤ」「pure soul」「SPECIAL THANKS」の流れなんだけど、ナーバスになるフレーズがあって、すごいプレッシャーだったんだけど、今日はすげー自信満々でプレイできました！」
「やっぱりね、自分に自信を持って事を進めると、何かをやり遂げられるって実感できましたね。そう思いながらプレイしてたんだよね」
このあたり身振り手振りで苦笑いしながらしゃべっていた記憶が。
「よくTERUが”夢を持て”って言うけど、今日ボクは目標を持ってステージに立ちました。みんなも何か『今日はこれをやり遂げたい！』と言う目標を持つと、凄いパワーを発揮するんで！…２回言っちゃったけど(笑)」
「すげーイヤでイヤで…帰りたいと思った(笑)」
そういうことを言っても許されるキャラってのは貴重です。
「ライブのある日に誕生日なんてあまり経験したことが無いんで、普段感じない気持ちでステージに立てたことは貴重だし…この経験を、いいも悪いもこの日のことを思い出さないように胸の中にしまっておきます」
ここで会場から「えーっ！」とブーイング。そりゃそうだろ。
「俺、祝われるの結構苦手かもしんない！あー！もう（アンコールの前に）ビールでも飲んで来ればよかった！」
ステージ袖にビールを持ったスタッフ登場。「来い！」と身振りで示してビールを持って来させ、がぶ飲み(笑)
（モバのレポートとは順番が前後するけど、ビールは途中に出てきていた気がする）
「（今日のライブ）残り少ないけど、39歳も頑張る！」
腕を上げ、ぴょんと跳ねてから一礼。主賓挨拶はいちおう終わり。
TERU「それじゃあ各メンバーからJIROへのお祝いの言葉を聞こうかな？」
JIRO「やめてよ！！個人的に聞くから！！(笑)」
各メンバーのMC、まずはTOSHIさんから。
「札幌最高！そして…JIROくん、誕生日おめでとう！！」
言いながら、ドラムセットに仕込んであった小さな薬玉をパカッと割る！
久しぶりのマジック？
「成功してよかった〜」と、ホッとして笑うTOSHIさん。
「昨日みんなと一緒に打ち上げに行って、帰りに車に乗るときに時計を見たら12:01（モバでは12:04になってたけど１分に聞こえました）だったんで、JIRO君おめでとう！と言ったんですよ。俺が一番だなと思っていたら、12:00分にセイさんがメールを送ってました(笑)」
さすがセイさん、そういうところは抜かりないです。
「さっきJIRO君も言っていたけど、今日はツアー始まって以来のいい演奏だったと思います。『今日は何か来てるね』と思っていたので、さっきJIRO君が言ってびっくりしたんですが、無言で分かり合える関係っていうのは、すごくいいなーと思います」
リズム隊の以心伝心。あるいは相乗効果？グルーヴってやつですかね。
MCの途中ですが、ここでJIRO以外のメンバーにもビールが配布されました。
でも、TOSHIさんはしゃべっているので、ビールは背後に仮置き。
ほかのメンバーが飲み始めるのを見て客席もざわつきはじめ、事情が呑み込めてないTOSHIさんが「ん？ん？」となる場面も。
（自分は見てないですが、HISASHIは受け取った後、飲もうかどうしようか躊躇していたら、ジロさんが『飲め！』みたいにジェスチャーしていたとか）
そして、何かのきっかけでTERUがTOSHIさんに近づいて、マイクがハウリング！
「いってー」と耳を押さえてうずくまるTERU。幸い、大したことはなかったですが、「大丈夫？」とTOSHIさんに心配される一幕もありました。
TOSHIさんのMCが続きます。
「JIROくんは今日39歳を迎えましたが、僕が39歳を迎えたとき何をやっていたのか調べたら、2003年のHIGHCOMMUNICATIONS…アリーナツアーを回っている時でした。今回のツアー名もHIGHCOMMUNICATIONSで、なんか縁を感じます」
（確認したところ、2003年のハイコミツアーは5/18で終わっているので、正確にはツアー中じゃないです）
最後は「これからもよろしくお願いします」的なあいさつで終わったような気がします。
TERU「セイさん、魔法の水が来てしまいました(笑) 先に乾杯していいですか？JIROさん、おめでとうございます！かんぱーい！」
客席のあちこちでご唱和。「後でうちらもやろう」的な私語もちらほら。
TERU「セイさん、お願いします！」
「…えー普段イヤモニをしていて、あんまり皆さんの歓声は聞こえないんですが、イヤモニ外した途端に『ワーッ!』って。今日もすごいですね」
ほうほう、そうなんですか。やっぱりイヤモニ無い方がダイレクトに伝わるんですね。
で、今回のツアーでのセイさんの「お約束」は、その土地のカフェに行っておいしいコーヒーを飲むということらしく、MCも毎回そういうネタです。
思えば2007-2008のツアーでもそういうMC（名所に行きました的な）でしたね。
「今日のカフェは、円山公園近くの「森彦」さん…」（お店については、セイさんのブログをご参照ください）
カフェの話を続けていると、客席から「お祝いは？」的な声があって、
「今回のテーマはカフェの話をするって決めてるんで、アドリブ効かないんですー（-ε-）」
うはは。
「あ、今日は10月17日、沖縄そばの日ですね。そんなわけでスタッフに札幌で沖縄そばを食べられるお店を探してもらって、食べてきました（店名を言ってたけど忘れました）おいしかったですよ！…あ、JIROくん誕生日おめでとう」
あはははは。
TERU氏も笑い。
ジロさんも「今回のセイさんのキャラいいよ! 俺、好きだよ」
なんか旭川でも似たようなことを言っていたとか。
TERU「じゃあHISASHI、行きましょう！」
「えー今日８曲目にやった『嫉妬』という曲があるんですが…嫉妬しています！」
そうきたか！！
「今年、2011年2月5日、ライブの前にリハーサルで祝ってもらったんですが、サクっと！あー”サクっと”っていうのはこーゆー時に使うんだーっていうぐらい、軽く流されました」
「これが格差か？格差社会か？？」
そ、そうでしたなあ…
「でも、こんなに盛大に祝ってもらったら、俺でも照れちゃうと思う。それくらい、いい誕生日だったと思います」
ここでヒサシさんの相棒iPad登場。
「補足ですが(笑) 今日誕生日の人を紹介しておきます」
Wikipedia 10月17日
「かの有名な、ヨハネ・パウロ1世！」
客席から「おー」って声が聞こえましたが、大多数の人は先代の法王を思い浮かべたのでは。
こちらは先々代の法王で、就任直後に急死。暗殺説もあります。イタリアマフィアものでは結構使われるネタかと。
「漫画家のビッグ錠」
なんとなく知ってました。料理人マンガの草分け的存在？
「ワタナベイベー」
誰？と思ったら、ホフディランの渡辺慎さんでした。
「ジロウベイベー」
軽く流しすぎ(笑)
「ちなみにJIROは、なんとEMINEMとドンパ！」
「えーこれから4か月間、同い年という非常に微妙な期間をこのツアーで過ごしていきたいと思います」
お次はTAKURO。
「えー昨日に引き続き、いいライブができたと思います。そして、JIROの誕生日を祝う企画に快くご参加いただきありがとうございます！」
そりゃもう、ええ。
「でも、こんなに祝い甲斐がない男を初めて見ました！ちょっと悲しい…」
そこですかさずジロさん
「いや、俺っていつもそうじゃん？これが！このバランスがGLAYなんですよ！」
「まあね…実は、北海道に来る前に、忙しくなるだろうからと身内だけで（JIRO誕生日の）ミニパーティーをやったんですよ。でも俺、茨城の時に風邪をひいてしまいまして…そのパーティーに行ってないんですね。もう１回誕生日会やろう！俺、渡したいものがある！」
仲がよろしくて微笑ましい。
ここで思い出し笑いのように吹き出すリーダー。
何が起こったのかと思ったら、「面白いことを言おうとして、自分で笑ったらダメだよね。今の無し！」って(笑)
（何を言おうとしていたかはモバイルをご参照ください）
「風邪ひいてから酒飲んで無くて、いまの（一杯）でべろんべろんに酔った！(笑)いつもはもっとできる子なんですよー(笑)」
ここでちょっとお遊びタイムがあったのですが、ライブのネタバレになるのでカット。
サイトに載せるレポにはちゃんと書きます。←まだ書けていません
最後にTERUのMC。
「さっき楽屋に戻ってから、『BIRTHDAY GIRL』やればよかった!練習しておけばよかった！って反省したんだけど、今やったらボロボロになるもんね(笑)」
「俺も余計なこと言ったけど、TERUもいま余計なこと言ってるよね！」
と、すかさず突っ込むのはもちろんジロさん。
ここでTAKUROがTERUに近づき、何やら密談。まだなんかあるの？
「全国のみんなには内緒ね。JIROからお礼の気持ちが無いよね。俺だったらここで感謝の気持ちを込めて、あの歌を歌うね！俺だったらシャッターやるね！『SHUTTER SPEEDSのテーマ！！！』」
「やらないよ」
と言いつつ、ベースをかき鳴らしてステージ中央に歩くジロさん。
「よし、この歌で返せるのなら返そう。今日はありがとう！」
男前すぎる！！SHUTTER〜開始。
「ヨリを戻したんだって、人騒がせな〜ありがとう！」
ヴォーカルをTERUに譲ったあと、いつものようにJIROが上手、TERUが下手に走っていったのですが、そこで事件が。
いきさつは本人から語っていただきましょう（10/23のバギクラより）
ステージサイドに行ったら、たまたまなんか、ケーキの帽子をかぶってたファンの方がいて…
「よし！もらった！」
それかぶった途端に、さっきのMC（「注目されてすごいヤな感じ」って話）は帳消しだなと思ったんですね。
まあそんな、最終的にはバカになって喜んでもらったんじゃないかなと。
そんな…不器用な男だって実感。
いよっ！GLAYの高倉健！ｗｗ
まあ、それはさておき。
当日は２階席から見ていたんですが、ひょいと帽子を取ったのか、ファンから捧げられたのか、そのあたりは見えませんでした。
でも、終演の挨拶のとき、ちゃんとその子に手渡しでピックを渡していたジロさんは、しっかりチェック済みです(笑)
その後、ケーキの帽子はジロさんがずっとかぶり続け、アンコール最後の曲が終わったときに
・TAKUROがかぶっていた帽子と交換（ジロさん帽子が似合うな！）
かぶらされたTAKURO、頭を抱えてその場をぐるぐる回る(笑)
・TERUにかぶせるTAKURO
・HISASHIにかぶせるTERU
・HISASHIは、ひょいっと帽子を取ると、TERU前のモニターアンプに置く
という具合に一周していました。
リアクションがそれぞれ彼ららしいなーと。
「行ってきます！」
「行ってらっしゃーい！」
約束の言葉の後、いつもは最後に残って「Yes!」をやるリーダーが、今日は早々とステージから姿を消していました。
「恥ずかしかったけど楽しかった！ありがとう！」
主賓がお礼の言葉を残して颯爽と去って、バースデーライブは無事に終了。
もちろん、その日のアンケートには、リーダーへのお礼を書いておきました。
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