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HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2011-2012
"RED MOON ＆ SILVER SUN"
2012.3.24 福岡サンパレス
SET LIST
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01.My Private "Jealousy"
02.汚れなきSEASON
03.everKrack
04.ALL I WANT
05.VERB
06.キリノナカ
07.coyote,colored darkness
08.absolute"ZERO"
09.春を愛する人
10.つづれ織り〜So far and yet so close〜
11.Missing You
12.MAD BREAKER
13.嫉妬
14.FAME IS DEAD
15.Ruby's Blanket
16.Runaway Runaway
17.生きてく強さ
ENCORE
18.GROOVY TOUR
19.SHUTTER SPEEDSのテーマ
20..HIGHCOMMUNICATIONS
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REPORT
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めんたいROCKじゃなくてめんたいPOPなんだ。
福岡に来たのは2007年のアリーナツアー以来だから５年ぶりかもしれない。
九州新幹線開業にあわせて新しくなった博多駅をうろついたり、天神でいつも食べに行く定食屋に行ったり、ひさびさの博多を観光？してから会場へ。
福岡サンパレスに入るのは初めて。まあ、すぐ近くのマリンメッセでライブを見たときに、サンパレスのトイレを借りたことはあったけど（笑）
福岡１日目は立ち見での参加。
会場前のえらく長い行列を見て「まさかこれが立見の列？グッズ販売の列じゃね？」と入口まで確認しに行ったら、まさかの立見列。確認している間に何人か先に並ばれてしまった（汗）
やがて、立見列は上手側と下手側の２列に分けられる。
常識的に考えて競争率が低いであろう上手側を選択。
もう暖かくなってもいいはずなのに、容赦なく吹き付ける海風は体温を奪う。
一般の入場もだいぶ進んで、ようやく立見も入場か？とワクテカして待っていたが、列を整理していたスタッフ（相棒の鑑識：米沢守似）が消えてしまった。
開演時間５分前、ようやく入場。３階席の張り出し部分に案内された。
だいぶ前方で見ることができそうで一安心。もう少し前に並んでいたら、２階席の後方になっていたと思われ、並ぶときの不手際がかえって幸いしたかも。
「福岡行くぜ！」とのTERUのシャウトでライブ開始。
まずチェックしてしまうのはジロさんの衣装（笑）
高知・大分ではジャケットの下はチェックのシャツにネクタイをしていたが、今日はＴシャツ。
TERUの衣装も、ジャケットに赤い腕章は高知・大分と同じだが、中は白シャツ黒ネクタイとヴィジュアル系っぽい。
「汚れなき〜」でTERUが花道に移動するも、いま見ている場所の真下なので見えず。
その後のMCでは、「花道行ったらすでに空気が薄い」と言っていた。
「everKrack」「ALL I WANT」「VERB」と激しめの曲を続けて盛り上がるも、TERUに言わせると「半分ぐらいしか手が挙がってない」まだ不足か！
「溜まったものを思い切り発散してください」のMCから「キリノナカ」へ。曲中に流された映像では白い液体が（下ネタ自粛）
さらに激しく「coyote〜」「absolute"ZERO"」と演奏。客席の盛り上がりに比例してTERUも息切れ気味のMC。
「生きていくことは、愛すること愛されることだ」と詩の一節を絡めて「春を愛する人」へ。
「Missing You」は、気持ちよさそうにノリながら演奏するジロさんに目がいった。
バラードコーナーから「TERUパンク」こと「MAD BREAKER」、そして「嫉妬」。
サビを客席に歌わせるTERU。この曲がリリースされてもう10年？？
「おまえら１人１人が欲しい！福岡が欲しい！」と叫んで「FAME〜」へ。
「博多が欲しい」だったら大内義隆とか大友宗麟とかネタはいくらでもあるんじゃがのう（汗）
TAKUROのシャウトは「ロックの街博多、お前らこんなもんじゃないだろ！」
最後の掛け合いは「もっと」「もっともっと」「もっともっともっと」という具合で回数対決。
次は「もっと幸せにしてやる」曲、「Ruby's Blanket」。
いつものように金テープ発射。さすがに３階には届きません。
「Runaway〜」の後、本編最後のMCはしばしの無言から。
「・・・・最高すぎて言葉が出ません」
震災以降の立ち位置に迷ったものの、待ってくれていたファンのために決まったツアー。笑顔と歓声を東北に届けたい。
僕らがいま一番伝えたいメッセージ「生きてく強さ」。
アンコール恒例、メンバー全員のMCである。
まずはTOSHI。
いつもと同じ「福岡最高！GLAY最高！俺もSEIちゃんも最高！」から始まり、地元九州の盛り上がりっぷりを喜ぶ郷土愛。
「みんなは俺の誇りだ！」
つづいてSEI。
博多の名産品を絡めたMC。残念ながら地元民しかわからないネタも。
「×はバッテンといいます」
「嫉妬ではなくしっとーと」
ぐらいは何とかわかります。
その後にいろいろ語るSEIさん、目の前でギターの練習に勤しむリーダーに
「すいませんけど、練習しないでもらえますか！(笑)」
と注意するも、リーダーからジェスチャーで「MC巻き（早く終わらせろ）で！」と逆に言われてしまい、
「あ、巻きで（汗）」
とMCを切り上げ。
３人目はJIRO。
福岡より後の公演では収録が入ったりすることもあり、「今日は冷静に弾こうと思った」とのこと。そしたら「最高のプレイができた！」と自慢げ。「Missing You」で感じたことはあたっていたようです。
「いつもはオープニングから前のめりになって途中でずっこける感じだけど、今日は最高だった！うれしい！」
「この勢いで九州公演を成功させて、東北に元気を届けたい」と抱負を語り、最後は「ちょっと遠いと思うけど、ぜひ遊びに来てください」と、長居スタジアムでの公演をアピールした。
HISASHIは今日も「カノン」とともにアンプの後ろから登場。
ボマー抱き枕を抱えて勢いよく立ち上がった瞬間、なんと衣装に異変が発生。焦るHISASHI。
「悲しいとき！いま立つとき壊れたときぃ〜！！」
服をいじりながらの第一声。ファスナーが壊れたか？
それ以外のネタは、
・はるばる来た博多で東京ラーメンを食べた。
・福岡出身のマネージャーが昨日からそわそわしている。
・そのマネージャーの携帯電話のメールアドレスが（略）
最後は「キャナルシティとき〜！」とご当地ネタを叫んで締めた。
続くはTAKURO。
毎回、他のメンバーのMCを講評をするような立場になっているが、今日は「みんな個性にあったトークですね」。
それぞれの街の個性を感じながら買い物をしたりするのがツアー中の楽しみになっているリーダー。今日の買い物中に遭遇した出来事を披露。
・ライブ前に天神あたりで買い物をしていたTAKURO、同行するスタッフと会話をしながら道を歩いていたら、「ここ10年で一番笑える話」を思いついた。
・「ティファニーの前」と場所を出すと、地元民から歓声。
・交差点でその話をしようとしたそのとき！ 道路の向こうにいたファンがTAKUROに気づいて「キャッ」と声を上げたため、スタッフはそっちに気を取られて上の空に。
そんな話の途中に、一匹の蛾がひらひらとステージに飛来した。
まずJIROが気づいて目で追う。ここで客席も気づいてざわざわ。
TERUも目で追って、近づいたら手でシッシッ。
TOSHIさん、スティックでシッシッ。
追いやられた蛾はリーダーの元へ。
最初は「もう春ですね〜」と鷹揚な反応をしていたTAKUROだったが、なかなか離れていかないので「ちょっと（季節にくらべて）早すぎないか？」と苦言。
あげくの果てに周囲をぐるぐる飛ばれて、
「懐くんじゃない！！」
と一喝（爆）
苦笑しながら、「俺くらいになると蛾にも愛されるからね」と人徳（？）をアピール。
さっきのMCの続き。
・せっかくのネタを潰されたTAKUROは、「今日、俺を見たファン」が客席にいるか、わざわざ確認。
・そのうえ例の蛾のせいでMCまで中断され「今日は邪魔されてばっかりだっ！！」と、たいそうご立腹（笑）
バズーカタイムの「THE BIRTHDAY GIRL」は「さっきはごめんね永井誠一郎＆サーモンピンクス」による演奏。
締めくくりのTERUは、前日にキャナルシティで見たジャグラー（大道芸人）について。（参考：ジャグリング）
その人は震災のときに仙台にいたとのことで、そんな人と福岡で会うなんて何かの巡り合わせだという話だった模様（よく聞き取れなかった）。
ライブの途中で息切れしたとはいえ、「今日は１曲１曲に思いを込めて歌うことができた」と評価。
TERUからマイクを委ねられたJIROの「今日はほんとに最高の夜をありがとう」という言葉から「SHUTTER〜」、そしてラストのハイコミへ。
楽しい福岡の初日はこれにて終了。
天神近くのホテルに帰る途中、TAKUROが歩いたのはこのあたりかなーと見回したら、目の前がティファニーだった(笑)
（はみだし）
・ジロさん、暗転中にピックをあちこちに投げて遊ぶ。
・そんなジロさん、遠くまでピックを飛ばして歓声を浴びていたが、失敗したときにピックがステージ上に落下。
ひらひら〜と落ちたピックを見て「ありゃ」という表情をしたあと、投げようとしていた方の客席を「スマン」という目で見ていた。
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