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ARENA TOUR 2013 "JUSTICE & GUILTY"
2013.3.31 セキスイハイムスーパーアリーナ
SET LIST
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01.JUSTICE[from]GUILTY
02.棘
03.FATSOUNDS
04.Route 5 Bayshore Line
05.LOVE IMPOSSIBLE
06.華よ嵐よ
07.everKrack
08.冬の遊歩道
09.春を愛する人
10.SMILE
11.WHO KILLED MY DIVA
12.Super Ball 425
13.WET DREAM
14.真昼の月の静けさに
15.傷だらけの太陽
16.FACTORY
17.KISSIN' NOISE
18.彼女の"Modern…"
19.Ruby's Blanket
20.運命論
ENCORE
21.初恋を唄え
22.ピーク果てしなく ソウル限りなく
23.BEAUTIFUL DREAMER
24.Bible
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REPORT
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この夜、JIROは自分自身の求めていたものを再発見したのである。
「オレは考えすぎてた。最大にして至高なものは楽しいライブなんだよ。その楽しさの前には、正確な演奏など考慮に値しないものだったのになー」
空気が結晶化したかのような静寂さのなかで、JIROの一語一語を確かめるようなＭＣが律動の波をたてた。
「間違えたっていいんだよ、うん」
「次が今日より良くなるかわからない。なぜなら、今日が最高だったから」
苦笑をこらえつつ、TAKUROとHISASHIは互いに内心でつぶやいた。
「この子、なに言っちゃってるの…」※
たと
このくそまじめさが、吾らが賛うべきJIROの本質だった。JIROは呆れられるほど不器用な男なのだ。
3月31日。
管理人は、セキスイハイムスーパーアリーナのステージサイド席で、腕を組んでステージに見いっている。
「さあ、今日を超えるライブを見るために、次の公演にでかけるとしようか」
※翌日の大宮エリーとのトークショーでTAKUROが暴露
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年度の最終日。ということは、翌日は新年度初日。
チケット発売の頃は「転勤があるかもしれない」と思って、宮城２日目は行かないつもりだった。
でも、転勤はなかったし、どうせ行くなら２日目も…ということで、ぎりぎりにステージサイド席のチケットを購入し参戦。
席は下手側の端も端（JIRO撮影の写真でも写ってないぐらい）だけど、花道は結構間近。
ステージ脇の機材が置いてあるあたりに、HISASHIの遊びに使う小道具（例の伊勢えびのぬいぐるみとか）らしきものが見える。気になる。
開演前SEは誰セレクトだろう、オフスプだとHISASHIかTERU？HISASHIは昨日の担当？
と思ったらナウシカ。TERU確定ｗ（ホント宮崎アニメ好きですねえ）
今日は"ジャスギル"始まり。例の"ちょっと怖い"映像。
以前から気になっていたのは駅の場面。地下にネズミがいるんだな。「高床式〜♪」「ちちっ！」(C)レキシ
メンバーがせりあがってくるのを確認。HISASHIはいつものように腕を上げて煽り、ぐるぐるぴょんぴょんと"ネズミ花火のように"飛び跳ねる。
最初の数曲で、メンバーは一通り花道に来た。
暴れるJIRO、最前の子とコミュニケートするTAKURO、スタンドの後ろの席まで眺めて「見えてるよ」とアピールするTERU、そして"ヲタク結び"みたいに頭の後ろで髪を結んだHISASHI（おい）
・FATSOUNDS
下手花道先端で曲を締めたTAKURO、静まったところに足音を響かせてステージに戻っていく。
海原雄山ばりのドスドス具合だった。
・LOVE IMPOSSIBLE
「セットリストから消えそうな曲」（TERU情報）ということで、無理矢理の手振りで煽るTERU。
うーん、「フッフッ」ってコーラスがある曲は鬼門だよ。「NO ESCAPE」という曲が昔、あってだな…
[参考：GREAT VACATION TOUR 2009/11/29 福井サンドームのレポート]
次はベスト１の新曲「NO ESCAPE」。
演奏前にTERUが「この曲がどう変わっていくかはみんな次第」というようなことを言っていたのに、なぜか演奏が始まるとTERUが腕を左右に振り振り。（ピーク果てしなく〜の前奏みたく）
「あのさ、どう変わるかはお客さん次第って言ったんだから、へんな振りつけして先入観持たせるのやめようよ」と突っ込んでおく。
変わっちゃいない、TERUｗｗ
・華よ嵐よ
今日のタオルも低気圧性循環が圧倒的。TERUも低気圧性循環だった。
「ジャンプ！ジャンプ！」もすっかり定着。
・MC
雪が降る天気になってしまったのが「自分がダウンを持ってきてしまったからかな」と話すTERU。
「この時期の雪は珍しい？」という問いかけに会場からは「そうでもない」的な反応だった。
いちおう調べると、98年4月2日には17センチの積雪を記録してますね。（気象庁）
まあ4月前半までは雪も珍しくないらしい。
「冬の遊歩道」から「春を愛する人」へ季節を進める。
・SMILE
今日の"てっこの部屋"はGUILTYステージ。
逆だったら近いのに…というのは贅沢か。
TAKURO「次の曲はアルバム"JUSTICE"の中から…なんて曲だっけ？（苦笑）」
おい！曲を作ったのあなたでしょうが！
TERU「"SMILE"（笑）みんなの笑顔を見たいって話してるのに…」
昨日に続き、TAKUROの記憶力が（汗）
そのくせ「3/31は俺が東京に上京した日」と、20数年前の上京当時の思い出を語るTAKURO。やはり老化か…
先に上京したTERUが羽田空港で迎えてくれるはずが、迎えに来なかった、裏切られたと当時の話を語る。
さらに、上京後「いいとも前」こと新宿・スタジオアルタ前でHISASHIと待ち合わせしたときのエピソードも披露。
「待ち合わせ時間になっても来ないから、当時は携帯と言う便利なものもない時代ですのでHISASHIの家に電話したら…まだ家にいたというね！」
確かアルタ前で待ち合わせするのが夢だったんだよな、TAKURO。
「こういう話はいつまで経っても終わらないから止め！(笑)」
そして、歌の先生を「小橋先生です」と紹介すると、TERUが
「昔は本名非公開だったけど、30半ばを過ぎたらどうでも良くなってきてね(笑) オレ、小橋照彦っていうんだよ。みんな知ってた？」
と客席に問いかけ。今更って感じですが(笑)
そしてTAKUROは「オレの本名は非公開、年齢はX歳でアー写はバラ！」
・WET DREAM
サブリミナル映像が地味にバージョンアップ。
客席の映像に合成したTAKURO、今度は「のり方がわからず困っている」感じになっていた。
・このあたりのMCだったと思う
「今日もすごい盛り上がりだね〜さすがに茨城の人は違うね」
え？？？
……
「ごめん！宮城と茨城を間違えた！茨城の城（き）は濁らないんだよな、とか、わざわざ考えてたのに（笑）」
JIROのピック２枚浴びせ！
・KISSIN' NOISE
伊勢のときよりは早かった(笑)
・運命論
昨日よりはっきりと、TERUの手から光が上がっていく演出を確認。
上がっていく光をTERUが見送る。
そして、珍しく歌詞替え（歌詞間違いではなく・汗）があった。
「私はいつもここにいる」→「僕らはいつもここにいる」
BUMPみたい。（4/7追記）
ENCORE
・初恋を唄え
今日はちゃんとベースが鳴りました。
・MC
SEIさんは「FATSOUNS」のエンディングで使っている声色を変える機械を使ってのMC。
「センダイサイコウ！」
みたいに聞こえる。客席の反応がいまいちだったのか、
「これ、伝わってます？」
とちょっと心配していた。
考えていたよりうまくできなくて、やや不満足なSEIさんであった。
「じゃあ次は１人スポットライトを浴びている人に聞いてみようかな？」
ライトはJIROに当たってるんだけど、TOSHIさんが自分に振られると思ったのか、手を顔の前に。
「TOSHI、なんかしゃべる？」
手をぶんぶん振って拒絶するTOSHI。
「（笑）じゃあJIRO！」
客席から歓声があがる。
「いいねー茨城（笑）」
「今日はTERUのせいで、オレのピックが２枚、皆さんの手元に届かないわけですが」
とTERUをからかうJIRO。しかし、そのあとはクソまじめモード。
「今日のライブで気づいたことがあってさ…このプレイスタイルがオレなんだなーって」
「今回のツアーは新曲もあるし、間違えちゃいけないってのを考えてしまってたんだけど、やっぱりライブってのは楽しくないと」
「…間違えたっていいんだよ、これが…これがオレなんだって、今日…いま、気づきました」
「これもここにいる仙台の皆さんがオレの引き出しを開けてくれたおかげです。ありがとうね（照れ笑い）」
一語一語を確かめるようにしゃべるJIRO。
「次が今日より良くなるかわからない」
「なぜなら、今日が最高だったから」
こういうライブにあたると、やっぱり遠征はやめられないなーと思う。
またGLAYの新たな歴史の１ページをこの目で見ることができた。
「いちいち気持ちいいね」とJIROのMCを評してTERU。
「それじゃあ最後は…あれ？」
HISASHIの姿を探すTERU。HISASHIはアンプの後ろから登場。
「えー今回のツアーは週末が多いです。週末ロックバンド・灰色クローバー…」
（元ネタは"週末ヒロイン"を称する「ももいろクローバーＺ」）
２列前の"HC"シャツを着た兄ちゃんがすごくはしゃいでる。ももクロ好きですね（笑）
「今日雪が降ったじゃないですか。この前、仕事でスノーボードに行ったんですけど、これはもう１回ぐらい行けるんじゃないかな？(笑)」
「え？滑るのはMCだけにしとけって？ほっとけ！」
もうお笑い芸人のノリっすね。
・科学では解明できないGLAY
昨日と同じネタなので、まず客席に「昨日も来た人」と聞くHISASHI。予想以上に多かったらしく「どうせ同じだよ！再放送だ！」とやや切れ気味。
「昨日来た人は、今日初めての人のリアクションを真似してください（笑）」
（中身は省略。例の「ヒラリー」のときは、「後ろにいるのはなんだ、SPか？」とコメントしてた）
「再放送もできるバンド、GLAYということで（笑）東北出身、HISASHIでした！」
TERUに「（同じ内容でも）MCが違ってておもしろいよ」と褒められると、「勉強になります！」と謙虚なHISASHI。
・ピーク果てしなく ソウル限りなく
TAKUROのバズーカタイム。以前にTAKUROが言っていた「織田信長方式」＝長篠の鉄砲三段撃ちを目前で確認。
弾を込める人、込めた筒をバズーカに付ける人、そしてバズーカをとっかえひっかえ撃ちまくるTAKURO。
・Bible
下手花道、つまり目の前にTERU。上手にはTAKURO。そのまま曲に入る。
・エンディング
最近恒例となりつつある、TAKUROの生声シャウト。
会場にいてもなかなか聞き取りづらいものがあるけど、ネット情報によると、
「お互い頑張ろう」
と叫んだとのこと。
（はみだし）
・最後のあいさつで花道に来たTERUに、こっちを見ながら「ありがとう」と言われた（妄想）
・白スーツのジロさん、後ろ姿を見たとき、下着が透けてないか注目してしまった。ごめんなさい。
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