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GLAY ARENA TOUR 2014 "Miracle Music Hunt"
2014.12.21 アスティとくしま
SET LIST
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01.BLEEZE
02.AMERICAN INNOVATION
03.THINK ABOUT MY DAUGHTER
04.Freeze My Love
05.妄想コレクター
06.祭りのあと
07.DARK RIVER
08.Only Yesterday
09.浮気なKISS ME GIRL
10.都忘れ
11.Hospital pm9
12.つづれ織り〜So far and yet so close〜
13.coyote,colored darkness
14.百花繚乱
15.FAME IS DEAD
16.TILL KINGDOM COME
17.疾走れ！ミライ
ENCORE
18.HAPPY SWING
19.More than Love
20.彼女の"Modern…"
21.MUSIC LIFE
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REPORT
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この日はTAKURO側のアリーナ席最後列。
昨日のように前面クリアな視界は望めないものの、三席しかない場所なので気兼ねなく暴れられそうである。
２日目の衣装は黒主体。ジロさんのシャツと靴下は青基調。TERUもジャケットの下に青いスカーフ。
２曲目の「AMERICAN INNOVATION」。TERUとTAKUROの巻き舌対決は健在で笑わせてくれる。
最後は手拍子で締まる曲なので、TERUはタオルを客席に投げて、両手を上に掲げたのだが、タオルを振りまわし続けるお客さんが多かったのか、「徳島の皆さん、お手を拝借！」と〆の挨拶みたいに声で呼びかける。
（最近、昔のライブ音源を聞いていたら、数年前は「右手には夢、左手には希望・・・」なんて前振りがあったんですなあ。忘れてました）
最初のMCでは、「今日はFCの人が半分で、もう半分はFC以外の一般人だと聞きました。一般人って変か(笑)FC以外は一般の人なんだよ」
いや、今日もFCで申し込んだけど外れたので一般（先行）で取ったんです！
「今日初めてGLAYのライブを見る人！」
結構な手が上がる。
「初めての人には、ハートにドキュンとするようなライブを見せるんでね」
「THINK ABOUT MY DAUGHTER」いつもはステージ上で向かい合うTERUとHISASHIだが、この日は中央に２本伸びた花道に二手に分かれて移動。客席を挟んでの掛け合いとなった。
他のメンバーも一通り花道に移動。アリーナ後方の席と言っても小ぢんまりとした会場なので、結構近く感じる。
中盤MCでは、いつものように「アルバム買ってくれた人！」確認。
「買ってない人は手を挙げなくていいよ。心の中で挙げといてね。さみしくなるから」
も・・・申し訳ない。
「Next song...浮気なKISS ME GIRL」
氷室さんを意識している？毎度おなじみのタイトルコールである。
昨日は初めて正面から映像を確認したが、今日も新たな発見。ズラーが落ちてくるのは１番だけじゃなかった。２番の最後にも１個だけ落ちてきていた。
「今日こそスタンドに飛ばすぞー！」と宣言したものの、空気抵抗が災いしてやっぱり到達せず。心なしか肩を落としてステージに帰っていくTERUであった。
「円盤？(笑)あ、フリスビーとかボールを投げるのと違って、僕はズラーちゃんを投げるわけですよ・・・また届かなかった」
つづいての「都忘れ」は、曲を入れ替えようとJIROに相談したところ、JIROの提案により決まった曲とのことで、ファンの投票上位曲らしい。
JIRO「だって、みんなランキングを無視して選んでくるんだもん」
TERU「それがＡ型です(笑) 俺とTAKUROとHISASHIはＯ型、ひとりＡ型がいてよかったですね」
（HISASHIは顔の前で「いやいや！」と手を横に振っていたんだとか？）
この曲、札幌２日目にＷアンコールで「まだ練習中」と披露されたもの。ついに正式お披露目です。
「つづれ織り」の前にあるTAKUROとSEIさんのサックスとの掛け合いは、昨日に続きジョン・レノンの「HAPPY CHIRISTMAS」だが、今日はTOSHIさんの鈴が加わっていた。
「つづれ織り」は、TERUの声がちょっと辛そう。旅疲れかな。
静かに暗転して余韻が心地いい・・・んだが、静寂の中に「ウィーン」というモーター音ががが（中央の円筒形スクリーンが上がっていくときの音）
「やっぱりね、いい歌を・・・いい演奏を届けられると幸せになります」
歌だけじゃないよ、と付け加えたような言い方。
「ポップでもロックでもできるという意味でグレイというバンド名になりましたが、次はGLAYのロックなナンバー行きます。『coyote,colored darkness』」
お、今日はいつもの雷鳴SE無しでいきなりHISASHIのギター始まりだ。めずらしい。
「百花繚乱」のエンディングは、もはや恒例となった「CRAZY DANCE」の合唱。
最後の最後に「百花繚乱行くぞ！」と「YAVAI YAVAI」の合唱で締まった。
「TILL KINGDOM COME」のコーラスでは「もっと声出してこいや！」とリューイチ（ヤン提督）バリのあおりをするTERU。
「徳島！いやーホント楽しい！」
ここで、この日の自分的ベストMC。
「夢って年齢に関係なく叶うものなんだ」
なんだろうね、「夢は必ず叶うもの」と言われると「そんな上手い話はあるもんか」と反論してしまう程度にある程度歳を取ってすれてしまったんですが、この言葉は俺の心のドアを叩いた。
そう、千葉・佐原にある伊能忠敬の記念館でも聞いた。伊能さんは50を過ぎてから「子午線の長さを実測したい」と願い出て、そのまま日本を回って地図を作った人。今からでも遅くない。そんな思考が頭を巡った。
最後の曲は「疾走れ！ミライ」。咳で傷んだ喉を押して叫ぶ。
「この年末のお忙しい時期に来てくれて本当にありがとう。遠くから来てくれた人、本当にありがとう」
はい！←遠くから来た人
TAKUROがアンコールではなく本編終わりに最後までステージに残るとは珍しい。
いつもの強制アンコールから、メンバー登場、そしてHISASHIへの振り。
「来年もアリーナツアーは続くので、ぜひ来てください。みんなの顔、覚えました」
覚えられました。
「昨日のライブ映像を流しながら、その辺（正面スタンドあたり？）で見たんだけど、やっぱライブとかコンサートは演るより観た方がいいね。ホントに。もちろん、（ステージ上でも）楽しんでやってるんだけどねー」
よく言ってる「GLAYのライブを観たい」ってやつですね。
つづいて、前日の終演後、すぐに着替えて徳島ラーメンを食べに行った話。
「ライブ直後で頭が回っていないのに、メニューの情報量が多すぎた（トッピングとかたくさん種類があった？）」
「素晴らしい発明ですね、徳島ラーメンは」
客席から「どこ行ったの？」と、当然のことながら質問が飛び出すが、答えも当然「内緒♪今日も行くから」。
「僕の徳島での思い出はラーメンでした。えー大ボケ、小ボケありながらもライブはまだまだ続くんで、楽しんで行ってください！」
昨日反応が薄かった大歩危、小歩危ネタである。
ここでTAKUROから「GLAYの4人だけでやってるLINEで、HISASHIがラーメンの写真を送ってくるんだけど、焦って写真が縦になってたｗ」との証言。
次は四国代表、SEIちゃん！
（ここでドスドスと足音を響かせながら後ろに下がるHISASHI。アンプの後ろに座ってコードの復習をしていた）
「誰も言わないから自分で言いますけど、今日のつづれ織りのソロめちゃくちゃ良かった！」
「JIROくんからも『ブラボー』って言われました！」
「えー今日で今年のすべてを出し切りました！」
これは九州でのライブを控えたTOSHIさんへの挑発ｗ
「僕の地元、愛媛から来た人いますか？あ、結構いますね。今治から来た人は？おお」
「今治でもまたライブやりたいですね！」
このSEIさんの要望に対してTERUは「TAKURO？」とリーダーを呼び出す。
上手のスタッフがいるあたりに退いていたTAKURO登場。
「それは今治でやるかやらないかの問題なのか、MCの順番なのか」
「面白い話を用意してるみたいなので、TAKUROのMCは最後でお願いしますｗ」
「やるかやらないかの話・・・今治ではライブやったことありますよね？じゃあ皆さんに聞きますが、『また今治でやってください』なのか、『まだ行ったことのない場所に行ってください』のどちらかだ！」
迷う客席に「ホレ見たことか」的な反応のリーダー(笑)
「まあ、GLAYはまだまだ活動を続けていくんで、また行くこともあるでしょう」
と言って、この話は一応収束。
マイクがTERUの手を経て、TOSHIへ。
「SEIさん！まだこの後に僕の地元、九州福岡があるので力を残しておいてくださいよ！」
「ちょっと前にライブに来ていた人は、僕がマジックをしていたのを知っていると思いますが・・・」
と話を切り出して、ひさしぶりにTOSHIマジックコーナー。
取り出だしたるは、GLAYのアー写（FCのピクチャーチケットに使われている）を扇子のように切りぬいた２枚。
説明が煩雑になるので種明かしをしてしまうと、２枚の紙はまったく同じ大きさなのだが、スネアの上に置く場所によって、目の錯覚により一方が大きくなったり小さくなったり見えるというもの。
途中から種を見破ろうと、HISASHIがいつの間にかTOSHIの横に来て、紙をとっかえひっかえチェックｗ
ちなみに自分は見ていないが、マジック中に下手組は楽しいことになっていたようだ。
・スクリーンを見ようと、花道に出てきたJIRO
・どこで見ようか迷ったHISASHIを手招きし、一緒に見る下手組。
・近くの席にいた人が悲鳴を上げたので、JIROが「シーッ！」。
最近あざといぞ、下手組。
TERU「じゃあ福岡ではもっとすごいマジックを見せてもらいましょう！」
JIRO「俺、今のマジックは知ってた！」と容赦ないダメ出し。
今朝はまさかの５時起きだったというジロさん。起き掛けにアンケートの中身をチェックしていたところ、ショックなことが。
前日の会場風景ビデオ撮影時、「JIRO大好き！」とコールさせた件について、
「私はほかのメンバーのファンなのであれは拷問です！」
ってのがあってとか。
「かなり凹んだぜ」
「俺が言わせたじゃないのによー！俺はTERUのアンプの上に彼女のモダンばりに立って(笑)『GLAY最高！』って言ってもらうはずが、『JIRO大好き！』ってことになっただけで」
TERU「え、そのコは誰ファンだったの？」
JIRO「それは言えない！」
「だから今日は『GLAY最高！』でお願いします！」
えーっ！？という声があちこちで上がる。
で、結果は・・・レコーディングブログでご確認を。
カーディガンのポケットに両手を突っ込んだまましゃべるジロさん。
「ポケットに手を突っ込んでしゃべっているのは、調子こいてる訳じゃなくて手が冷たいからです！」
すかさずTERU「そんな時こそ！ボーダー手袋すればいいじゃん」
JIRO「あれ毛が付くのよ結構。さっき少し外したら（手に付いていた毛のせいで）鼻の下かゆくなっちゃって鼻毛が出てるのかと思った！」
TERU「・・・JIROの口から鼻毛って言葉は聞きたくないなあ！」
すると突然JIRO「もう俺キャラ変える！！」と宣言。なんのこっちゃ。
でも次の言葉が出てこなくて「次行け！」という手振り(笑)
そういうわけでTERUが昨日のリベンジ、ドーム告知映像を徳島弁でナレーションするコーナー。
「地元出身のスタッフに確認したので、90％合ってるはず！」と豪語するTERUだったが・・・
なんか平板になっただけのような。ぶっきらぼうな感じを出したいのだろうか。
さて、満を持してリーダーのMC。
アルバム全曲を演奏するツアーって珍しいよね？というような真面目な話でした。
あれ、いろいろネタがあったはずでは？
「・・・これ以外に面白い話をいっぱい用意したんですが、これ以上しゃべっているとJIROの指がかじかんでしまうので曲やる！」
ジロさん、よほど手が寒かったらしく、口でハーハー暖めていたらしいです。
あとは盛り上がって終わり。（唐突に終了）
あれ、アンコールが１曲増えてる。
（執筆協力：とのぷさま）
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