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DATA
放送日：1999年12月23日 19:00-20:54
放送局：TBS（とくばん）「GLAYの噂・ウソ？ホント？」
出演者：TAKURO、TERU、HISASHI、JIRO、石橋貴明（MC）、中居正広（MC）
東京では２時間番組として放送された（でもGLAYの登場した時間は１５分程度）とくばんでしたが、
大阪はじめ西日本の大部分では、１時間番組に短縮され、GLAYのトーク部分がカットされていたそうです。
ということで、特別企画としてレポートします。
NOTE
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中：さあ、ここでですねー、今年一年間様々な活動をして、いろんな記録も作りました。えーGLAYのみなさんですけれども。えー、ある噂ない噂があると思うんですけれども・・・
貴：誰か死んだとかいうことはないですよね？
中：ここに来てますから・・・それは間違いないと思いますが。
貴：志村けんが死んだっていう噂もありましたよね。
中：それではまいりましょうー。まずはこちら。
（フリップを持つじろう）
[紅白から幕張へ GLAY大晦日にヘリ移動]
貴：こりゃホントでしょ。
中：あーこれはあの、紅白が終わった後に、カウントダウンのライブがあるんですよねー。
TA：ありますねー。
貴：１１時４５分までは、紅白にいなきゃいけないんですよねー。ぼくこの間打ち合わせしましたもん。
中：いや、だからGLAY仕様で、もしかしてその前に出れる可能性も・・・ちなみにライブは何時からですか？
TE：１１時から・・・
中：１１時からなんですよ。
貴：おかしいじゃん。
中：こんな・・・でてますもん。（と、記事がでているスポーツ紙のフリップを見せる）
TA：あー、こんなことになってたんですか。初めてみた俺、この新聞を。
中：マジ？ウソ？
TA：ていうか、俺たちね、高いところ苦手なんですよ。ましてや、ヘリ移動なんてとんでもない。
中：なにがGLAYジャンボだよ！
TE：はははは。
中：さあ続いて参りましょう。つづいてはこちら。
[TAKURO 小学一年から高校三年まで新聞配達 その稼ぎを老人ホームに寄付していた]
中：これはウソだよー、これがほんとだったら・・・そんないい人なわけないだろー。
貴：んなわけないだろー。
TA：何で？（笑）。
中：正解は？
TA：いや正解はウソなんですけど、３年ぐらいまえ、やたらうちらの地元に、なんか東京から雑誌の人が行って、俺たちの友達関係をね、みんな洗ってた人がいるんです。
貴：あーよくあの、写真週刊誌かなんかで「GLAYが誕生するまで」とか・・・
TA：そうそう。
貴：小学校中学校時代の卒業アルバムだとか、なんか修学旅行の写真とか。何枚か出ると、こいつがこの写真の中に入ってる・・・こいつなんだよ。俺にもいたもん、ヒラタって奴。
TA：友達が渡しちゃうんだ。
貴：そいつが必ず、何枚かの写真に全部はいってるの。この写真の中で、全部（の写真）に入ってるのはヒラタしかいないんだよ！
（電話をかける手振りで）「ヒラタてめえ余計なことすんなよ！」
（ヒラタの答え）「貸してくれって言われたんだよー」
TA：それと同じで、あのー、俺のね親友のところにも（記者が）行ったんですよ。「来てるんだけどどうする？」って（電話がかかってきた）。
貴：なんかエピソードを聞かせてくださいとか。
TA：そう、エピソードを聞かせてくれとか、写真とか、あと昔の彼女がいたら写真もとかって言ってて。いやーでも、それちょっと困るから・・・「あのー、まあ任せるよ。うまいこと言って。お願いします」とか言って、電話切ったら、しばらくして週刊誌をばっと見たら、これが書いてあったの。で、俺、新聞配達ってアルバイトやったことないんですよ。で、しかもその稼ぎを老人ホームに寄付していたなんて、めちゃめちゃいい人じゃないですか。
中：いい人だよねー。
貴：これイメージはいいから、そのままにしておけばいいじゃん。
TA：あ、そうか。
貴：でもこれウソだと思うよ。小学校一年で新聞配達してる奴いねーもん。
貴：雪深い小樽（函館の間違い）でよ、（自転車で配達している身振り）かーっってやってだよ、それを一年生の時から老人ホームに寄付だなんて、そんなまじめな奴・・・なんか野口英世みてぇだな。伝記になるぜこれ。
JI：はい次！
[TERU 森進一とエレベーターで一緒になり、あのしゃがれた声で「のどには気をつけて」とアドバイスされた]
貴：これはホントっぽいな。これはホントっぽいや。
TE：俺エレベーター最初に乗ってて、で、森進一さんが、違う番組（に出ていて）で一緒になったんですよ。エレベーターん中にすーっと入ってきて、あっ・・・
中：挨拶するよねー。
TE：「GLAYの・・・初めまして」（てる）「ああどうも、初めまして」（森）
（しゃがれ声の物まねで）「声だけにはね、十分気をつけてね」って言われて（笑）。
そんときには、あまり気づかなかったんですよ。「はい。ありがとうございます」って言ってたんだけども。
中：あんたのほうが・・・
TE：エレベーター降りた瞬間に、たくろうが「でも、進一さんの方があれだよね」
TA：「あなたも、気をつけてくださいね」って全員思った。
中：そりゃーおもしろいよね。なんかつっこみたくなっちゃうよねー。じゃあ続いていきましょう。じろうちゃんお願い！
JI：はい（フリップをめくる）。
[JIROとHISASHI 今年一度も会話がない]
中：これはね、ウソかホントかっていうよりも、ホントであってほしいね。こりゃーおもしろいよ。
貴：こりゃーウソだろー、こりゃー。
HI：何度かあったよね。
貴：何度か・・・
JI：まあね。
HI：うん。
中：何しゃべるの？ 二人だと。
HI：いやーだからねー、車でーこういう（仕事の時）迎えに来てもらうときとかって、たいてい二人なんですよ。で、朝じゃないですか。なんか「おはよう」って言うのも変かなー・・・
中：なんでー？
TE：へへへ
JI：俺は「おはよう」っていうんですけど、（ひさしを指さして）なんか「ボボッ」とかそんないきおいで・・・
貴：ボボッ？
JI：なんか「ボボボッ」って言うんですよ。
中：何で「おはよう」って言えないの？
HI：いやー、俺の方が言うと思う、たぶん。
中：どっちがホントなのよ？
JI：俺。
中：「おはよう」って言うんでしょ。じろうちゃんが言って、ひさしくんは「おはよう」って言わないんでしょ？ ぼそぼそって答えるんでしょ？
HI：いや、言う。
中：言うってさ。
JI：言ったつもりになんじゃないですか。
中：「おはよう」って言ってください、今。
HI：（さわやかに）おはよう。
中：これですよ。
JI：初めて聞いた。
中：ほらー。
TE：俺も初めて聞いた。
TA：俺も初めて聞いた。
JI：ははは。
中：なんだ、ほらー、仲良くやんなよー。なんか二人さー。（じろうの手をもって）二人ほら手つないで、握手・・・
JI：ははは（と照れて手を引っ込めようとする）。
中：握手とかあまりしたことない？
JI：ないですよー。
中：ほら握手（と、ひさしにじろうの手をもって）
HI：いやいい、いい（手で断る）
中：なんでよー。ほら握手！
HI：（照れ）いや、いいって！
中：（ひさしの手を握って）ほら、こういう握手するでしょ。（じろうの手を握って）ほら、握手握手。
（ひさしとじろうの手をつないで）はい握手。
TE：（笑）
（ひさしもじろうも互いから目をそむけている）
中：（ひさしのいすをじろうのほうに押して）見てほらー。
貴：ちゃんとお互い見てさー。
HI：いい、いいって（いやがる）。
中：何で顔見れないんだよー。
（ひさし、必死に照れをかくして、中居の持つ「ホント」「ウソ」と書かれている札を奪って、「ウソ」の札を掲げる）
中：何がウソだよ。何が？ 恥ずかしいの？
HI：（下を向いて照れ笑いしつつ首を振りながら）いい、いい、いい。
貴：何で何で？ ここは握手できるの？（たくろうと握手するよう求める）
（たくろうが右手を差し出すが、ひさしはこれをひっぱたく）
TE：はははは。
（たくろうは立ち上がってひさしを攻撃する身振り）
中：なんだよそれはー。
TA：何で何で？ じゃあライブとかでこう、くっつくことはないの？
HI：ライブは大丈夫。
JI：そうそうそう。
TE：ライブはそうだねー。
貴：じゃあいつもさー、ギターなりベースなりこう、してればいいじゃん。そうすりゃー（ギターを弾く身振りで立ち上がる）「おはようー」
中：（こちらも同じ身振りで石橋の方に歩み寄り）「おはようー」
これを見て、本当に仲が悪いと思った人もいるようですが、ありゃーどう見ても照れ隠しです。
お互い、大好きなんですって。
でも、いません？ こういう関係の人って。しゃべるとなんとなくぎこちないけど、嫌いな訳じゃないっていう。
時間が短いのが残念です（でもレポは疲れた）が、「うたばん」はひさし＆じろうの話が好きみたいで。ほかの歌番組であまりしゃべらない二人だから、貴重なのではないでしょうか。
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