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【結成のいきさつは？】
山中さわお（以下「さ」）：えーっと、まずは僕とJIRO君の２人からスタートするんですが。えーまあ知り合った時から…６年前に知り合った時から、あのー「遊びのバンドをやりたいね」というのは、まあずっとありまして。
（斜め上を見上げるジロさんの横顔がりりしい）
えーあったんだけども、なかなかまあ、もちろん自分のそれぞれのバンドが忙しいので実現、なかなかせず…いたんですが、2005年、GLAYが製作期間に…
JI：はい。
さ：入るということで…できるんじゃないか、という話を去年もらって。「じゃあやろう」と。ま、そういう感じですかね？（笑） その半年後に、えーシンペイ君をナンパしたという…
ナカヤマシンペイ（以下「シ」）：はい。
さ：はい…形です。
【JIROさんと山中さんとの交流は知っていましたが、そこにナカヤマさんを加えたいきさつは？】
（襟足をいじりながら話し始めるジロさん）
JI：ボク自身、そういうミュージシャンとの交流というのはあんまりないので、これに関してはさわおさんから、「ドラマーが…の候補が何人かいるんだけど」という中で、「今回のPREDATORSのサウンドと、バンドのイメージには、ストレイテナーのシンペイ君というのが、とにかく強力なドラマーなんで、一度話してみたいんだけど」いうことで、提案をしてもらって。
で、ボクもちょっと（ストレイテナーの）ライブは見に行けなかったんですけど、音源聴いた上では問題ないなーということで、さわおさんに「じゃあ…お願いします」と。声をかけていただきました。
【３人はプライベートでも仲良いの？】
さ：まーはっきり言って俺、pillows（のメンバー）より仲良いしね（笑） だってJIRO君、家でよく飲むじゃない。
JI：はい。
さ：メンバー、俺ん家知らないもん（一同笑い） 俺も知らないし（笑）
【２人はよく一緒に飲むの？】
さ：ワイン３本とか持参してくるんですよ。
JI：いや、それはボクは…１本はあのーじゃあ、さわおさんいつでもいいんで飲んでください、というつもりで買っていくんですけど、いっつも３本空けちゃう…
さ：３本もう空けちゃうんだよ。
JI：だからね、２人の…なんかその、次の日休みっていうスケジュールを合わせた約束をすると、３か月後とかになったりとかして（笑）
さ：（笑）ちょいちょいはね、なかなか。
【先輩２人は優しいですか？】
シ：優しい先輩方で、もうねー
さ：どんな質問するかと俺…（笑）
シ：たまに「ファンタ買ってこい」とか言われるんですけど。それ以外は…
さ：ホントか。ファンタ…ファンタ漬けだ、俺。
シ：「烏龍茶飲みたいな」とか言ったら、僕がダッシュで自販機まで行って、あんパンとあのー烏龍茶といつもセットで買って。
（さわおさん、手を叩いて笑う）
JI：10円しか渡さないから！
さ：そうそう（笑）全額なんか渡さねぇよ、そんなもん。ストレイテナーだろぉーだって。…なんでこんなイメージダウンなんだろ。（JI：ハハッ！） やめてください（笑） …こんな適当でいいのかな。変なこと言い出すからだよ！（と、シンペイ君を指差す）（一同笑い） なんだよーファンタとか。
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【曲はザ・プレデターズ用に書き下ろしたものですか？】
JI：ボクはそうですね。もともと、さわおさんと一緒にバンドをやるってなっ、えー決まった時から、ボクのストックの中でたくさんある曲で、えーこんな曲カッコイイなーと、なんとなくイメージしてたものがあったんですけど、プレデターズやるにあたって、テーマとかがだんだん決まって来るごとに、もう１回ちょっと一から作り直そうと…なって、えー今回作って。何曲かさわおさんに聴いてもらって…で、プレデターズに合うものをチョイスしたという感じですね。
【それぞれのファンの反応は気になりますか？】
（また髪を触りながら）
JI：そうですね。ボクはもう大阪のほうでレギュラーラジオとかをやってて、そっちのほうでは、もう何曲かオンエアしてるんで。えー最初は何か、GLAYはいままでソロ活動といったことがなかったんで、若干その…何か、「そういったことをやるのは不安だ」という声とかもダイレクトにもらってたんですけど、音をかけた瞬間、みんな…ウッソーって思うぐらい（笑）「良かったです！」という声になったんで、とりあえず一安心かな。
っていうのと、「ホラな！」っていうボクの気持ちが強いですね。うれしかったです。
さ：とりあえずーライブを…まあやると思うんですが。えー普段僕はpillowsは、僕以外にもう１人ギターリストがいた前提でやってるので、あのートリオ編成…ギターが鳴ってるのが自分だけというのは、あのーとっても緊張感があるわけですね。
で、緊張というのを僕は普段全くしないので、すごい久しぶりにあれを味わうんだなという感じがあり…
まず１回目のライブは「俺を見るな！」みたいな。もう２人を見て「俺を見るな！」っていう感じで。
２回目のライブからは「JIRO君ばっかり見てじゃねぇ！」みたいな（笑）「俺を見ろ！」みたいな感じでやるんで、よろしくお願いします。
シ：そうっすね…やっぱ１回目から、やっぱさわおさんのオーラっていうのを感じてほしいなと…
さ：まったそう…またそのフリか！またよ！（笑）
シ：あの……そのやっぱり15年バンドやってる人の重さというのを…１回目から…
さ：（手を叩いて苦笑）何で……何で俺に振るんだよ〜 ストレイテナーシンペイのコメントにしてくださいよ（笑） やだなぁーおい。
シ：ストレイテナーとしては、あのーそのーまあ…確かプレデターズを発表した後にそんなライブをやってないし、まずプレデターズとしてのライブもやってないし、現段階で。何とも言えないです、ハイ。
あの…ウチの母とかにこう、「ちょっとアンタ！」（笑）…みたいな感じですねー
さ：（笑）出世したわねぇ！…あぁ（笑）
【レコーディングはいかがでしたか？】
さ：人に曲を…えー聴いて覚えるという作業が、あの…すごい久しぶりなんですよね。あのーそれが新鮮だったかな？こうコードを拾って歌を覚えるっていう…うん。それはものすごい新鮮な作業。
だから、その後歌詞を書く段階においては、もう自分の曲JIRO君の曲って差はもう無いので。プレデターズの曲って感じで。歌詞の乗せかたっていうのは、いつもの僕のソングライターのスタイルで乗せてったという感じです。
あのーなんかね、JIRO君の曲を…なんか……TAKURO君、HISASHI君、TERU君とまた違う味で…JIRO君をメロメロにさせてやる！という野望があって（笑）…あのーなったんじゃないかな？
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【PVは実際にバイクが鉄球を走っていたそうですが】
さ：どんな感じと言われたら、死ぬ気でって感じですよね（笑） 死にそうな感じですね。あのー…もともとそのサーカスのバイクの鉄球を使ってPVを撮りたいな、っていう…まあアイデアは、僕はあったんですけど…
「中に入ったらどうかな？」とJIRO君が言うわけですよね。で、この人またふざけたことを言いだして！（笑） まぁそんなこと無理だろうと思ったら、何かやることになっちゃって…
JI：入れることになったんです。
さ：ていうか、キグレサーカスに……キグレサーカスにお願いしたんですけど、あの（JIROを指し）知り合いがいて。
JI：へへへへ…
さ：キグレサーカスに知り合いがいるってのも…かなり珍しいことだと思うし。すごい、色んなことが重なって可能になったというPVだ…
JI：キグレサーカスの、あのートランポリンのショーに、うちのボーカルのTERUが出た事あるんですよ！（笑）過去に。 その縁もあって「あーじゃあJIROさんのバンドだったらいいですよ」ということで、撮影時間もちょっと長くなったりして…やってくれたんですよ。 もともとシンペイ君だけが入る予定だったんですけど！（笑）
さ：あはははは
シ：え。ま、僕はいかにして仮病を使おうか悩んでましたけど（笑）あのー一番最初に入れられましたね。でも鉄球が出てきた時は、さわおさんが何かこう「ちょっと行ってくるわ！」みたいな感じで、鉄球の中にスルスルスル〜って入っていって、あのー度胸試しをしてくれて。そこで事故ってくれれば一番良かったんですけど（一同笑い）
さ：あれで中止（笑）
シ：あれで、それでもう「やっぱやめとこうね」っていうのが一番美しかったんですけども。あのー事故もなく、残念なことに。
さ：残念なことに（笑）
JI：こりゃひどいバンドが生まれたもんすね！（一同笑い）
さ；カメラ回るとこんな…こんなか後輩！（一同笑い）
【7/19横浜BLITZにてライブがありますが、意気込みは？】
JI：そうですね、えーボクは本当にあのー、ピロウズのライブは東京公演見に行けなかったら、他の地方の方にも遊びに、足を運ぶくらいピロウズのライブの熱気というものを感じてて。そんなさわおさんとプレイできること。で、シンペイ君のあの激しいドラムと一緒にセッションできるってのは、とにかく楽しみですね。
たぶん…観客のみんなも……初めて来ても、相当…盛り上がるライブになるんじゃないかなと…思います。
【セットりリストは？】
さ：えーいや、わかりやすく直球でニルヴァーナのカバーをやりたいなと…は思ってますね。 ひ、ひ、ひねらないよ。うん（笑）はい。ど真ん中でみたいな…
【ライブについて】
シ：自分らの母体のバンドの…あのーお客さんとか、そういう会場の雰囲気っていうのは、大体予想つくんですけど、このプレデターズばっかりは…本当、たぶんステージ出るまで、どうなることやらっていう感じなんでね。 ホント、ただひたすら楽しみですね。ええ。
さ：今日、ファーストミニアルバム「Hunting!!!!」が、出ました！とってもロックな仕上がりになってるので、是非楽しんでいただきたい！ （JIROを見て）ライブもありますね。
JI：はい。えー今回…そうですね、大阪の方なんですが「MEET THE WORLD BEAT」という、FM802のイベントなんかにも出演するんで。えーあとはね、まだ他にも…スケジュールがあえば、色んな所に出没すると思うんで、いろんな情報をチェックして遊びに来てください。
（無言の時間）
さ：以上、THE PREDATORSでした！しまった…（大口開け）
（ジロさんピース）
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