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THE GREAT VACATION
2009.8.15 日産スタジアム
SET LIST
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01.GREAT VACATION
02.LAYLA
03.GLOBAL COMMUNICATION
04.MERMAID
05.laotour 〜震える拳が掴むもの〜
06.ROCK'N'ROLL SWINDLE
07.STREET LIFE
08.RUN
09.julia（RAINの原曲 TERUとTAKUROの弾き語り）
10.STARLESS NIGHT
11.THE BIRTHDAY GIRL
12.つづれ織り 〜so far and yet so close〜
13.Synchronicity
14.I am xxx
15.HIGHCOMMUNICATION
16.VERB
17.ピーク果てしなく ソウル限りなく
18.BEAUTIFUL DREAMER
19.SAY YOUR DREAM
ENCORE
20.SHUTTER SPEEDSのテーマ
21.ACID HEAD
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REPORT
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いやはや、湿度は低くても夏の太陽を舐めてはいけない。
グッズ売場では、日向にあるテントほど人が少なめだった。
入場口では前にいた夫婦が16日のチケットを出してしまったらしい。すでに旦那は半券を取られて入場しており、奥さんが大声で呼び戻して大騒ぎ。
旦那「え、今日16日じゃないの？」
妻「何言ってるの！今日15日だよ」
スタッフが別のスタッフに「早く袋（ちぎった半券を入れたビニール袋）の中、探して！」
日付間違いをやると痛いよねえ…やったことあるけど。
この時点で、開演予定時刻まであと５分。あの夫婦は開演に間に合ったのだろうか。
ちなみに、スタッフのTシャツが特徴的だった。
会場整理：白T、フロントにシャツと黒ネクタイの絵
機材関係？：黒T、フロントは会場整理スタッフと同じ柄を白黒反転
トイレに寄って座席についたのは17:05。その直後に開演。危ない危ない。
２階スタンド西側…つまり西日を思い切り浴びる席である。
ステージには、横幅いっぱいにマーチングバンド「ヨコハマロビンズ」が整列し、開幕のファンファーレを演奏。
女性の声で「当ホテル支配人より、皆様にご挨拶申し上げます」とアナウンス。
すると、新内閣成立の写真から出てきたような正装をした男性７人が登場。
（オフィシャルレポートによれば、各地イベンターの担当者だったらしい）
そして、白いタキシード、胸には赤いバラの総支配人…TAKUROがステージへ。
「こんにちは！」「ニーハオ！」「アンニョンハセヨ！」「コップンカップ！」と４カ国語であいさつ。
「構想に３年、着工に１週間、ついにこの日を迎えました！」
「この日のために、TERUは富士山に登り、ご来光に向かって成功を祈ったと聞きます」
「JIROは大好きなアイスも舐めず、HISASHIはコーラを飲まず、この日を迎えました」
（さらにTOSHIが酒断ちしてた事実が後刻判明したのですが、ここでは紹介されません）
この流暢なMC、さすがTAKUROと思わせる。
「2009年8月15日、HOTEL GLAYオープンです！！」
花火が上がり、改めてマーチングバンドのファンファーレ。
いったん総支配人や使用人、バンドの皆さんは撤収。
（ところで、総支配人というと西村雅彦が浮かんでしまう「王様のレストラン」が好きな管理人ですが…まあそれはまた別の話…）
スクリーンではオープニングムービーが流れます。
フロントの呼び鈴をイメージした？ベルがチリリンと鳴る中、さっきの衣装を着たままの総支配人（顔は出さない）が床のモップがけ。テーブルを白いテーブルクロスで覆い、スタンド？には透明な電球をキュッキュッとセット。（エコでいくなら電球型蛍光灯だが、こういうときは普通の電球が絵になる）
壁を拭き、「HOTEL GLAY」の銘板を光らせて、お客様を迎える準備は完了。
急に画面は動き、モップをばたばたとしまう描写。
開いた扉の向こうにはGLAY４人の影。でも扉は閉められる。
場面転換。
「THE GREAT VACATION FILM Presents」と字幕表示。
トランクを開け、中をのぞき込むのはポーター役のHISASHI。
手袋（DAIGOみたいな・笑）をはめ、グラサンをかけ、無造作にトランクを台車に乗せる。
右手にステッキを持ったまま台車を押し、なんと台車に乗ってしまう。
勢いよく進む台車。HISASHIが映って「GUITAR HISASHI」の文字。
HISASHIは台車から飛び降り、台車はそのまま食器が乗ったテーブルに一直線。
気がついたTERU、慌ててテーブルに駆け寄るもすでに遅し、テーブルは横転し皿はほとんどが床に落下して割れてしまう。
なんとか落ちる前に皿を１枚だけ救ったところで「VOCAL TERU」の文字。
被害はこれだけにとどまらない。台車はテーブル上にあった燭台を倒し、火がついた１本のろうそくがカーテンの下に転がっていく。
程なくカーテンに引火、あっという間に火が立ちのぼる。
ここで消火器を抱えて走り寄るのはJIRO。消火器をぶっ放したところで「BASS
JIRO」の文字。
無事、初期消火に成功！
再び場面転換。
足を組んで座り、デスクでグリーティングカードみたいなものを書く総支配人・TAKURO。
（このグリーティングカード、サイン入りのものがパンフに出ている。さらに同じデザインの「お礼状」が後日、FC会員に配達されるという念の入れよう）
すると１台の電話が鳴る。（漫画のように受話器が浮き上がる）
受話器を取り話し出すTAKURO。すると別の電話が鳴り、往年の外為取引（ニュースでよく流された上田ハーローの映像、ってわかります？）のような状態に。
さらに別の電話が鳴り…最終的に１０近い受話器を抱えるTAKURO。「やってられるか！」という具合で受話器を放り投げたところで「GUITAR
TAKURO」の文字。
椅子に倒れ込み、疲れた表情のTAKURO。
画面は縦４分割になって、メンバーの着替えを背後から写す。
左からHISASHI、JIRO、TERU、TAKURO。衣装ケースもちゃんとツアー仕様。
TERUはセクシーにゆっくり着替え。HISASHIはカメラ正面に来てグラサンをずらす。
（ここでHISASHIファンの歓声。予定通り？）
HISASHIは取り出した赤いジャケットを見て首を傾げ、ぽいっと投げる→そのジャケットがなぜかTAKUROの頭上から落ちてくる。すっぽりハマるTAKURO、なんていうお笑いシーンも。
TERUは左右に助手？を従えて着替え。シャツを脱いで肉体美？を披露。
TAKUROの引き締まった腹もさりげなく写る。
JIROは靴ひもを結び、HISASHIはガーゼシャツを慎重に着る。
TERUのベルトは特製、「The Great Vacation」と打たれたスタッズがアップに。
鏡で髪型をチェックするTERU。スタッフが帽子を渡すと被ってから「違う！」というそぶりで帽子を返す。
次に出てきたのは青いヘルメット（笑） これも当然「違う！」。最後にヘアスプレーを渡され、髪にシュッシュとスプレー。
準備ができた各メンバーは視界から消えていく。JIROはスタンドからベース（初号機）を持って歩み去る。
最後にHISASHIがカメラに向かってニヤリ。フタを閉じるように映像を止める。
長いムービーが終わり、いよいよメンバーがステージ上に登場した。
１曲目は定石「GREAT VACATION」。まあそうだよね。
メンバーの衣装は黒で統一。（基本的には16日の衣装を黒くしたバージョン。ただしJIROはノースリのライダースだったりして、16日とは違うところもあった）
特筆すべきはHISASHIの髪。ウエンツ版鬼太郎のような銀髪もっさり。
MEET&GREETの時に金髪ヅラを装着していた経験で言わせて頂くと、ありゃーかなり蒸れていたのでは…
２曲目は予想だにしなかった「LAYLA」。今日って「ROCK」じゃないのかーっ。
サビの部分を観客に歌わせようとするTERU。
この曲は「聴く曲」だから、それはやりづらいと思うぞ…
しかもちょっと歌詞をとばすし。
※LIVEから一週間後、TAKURO MOBILE MEETINGにて真相が明らかに。
「TERUは感極まって歌えなくなって、客席に歌わせた」「泣きそうなTERUの声はイヤモニを通してよく聞こえた」
とのことです。２曲目で泣きそうになったかー
そんな事情はあったとしても、人によって事情は異なる。
左隣にいたカップルはポカーン気味。たぶんファンじゃないんだろう。
この日のセットリストでは楽しめなかったでしょう、お気の毒に…それがちょっと残念。
最初のMC。スタンド、アリーナ、日産（全体）の順に煽る。
「今日は６万５千人から７万人いると聞いています」とのこと。ああ、２日で１５万人には届かないか…と暗算（汗）
「GLAYの15年の歴史に残る最高のライブをやるので、みんなの心を一つにして…」というようなMC。
続いて色とりどりの巨大バルーンが登場しつつ「GLOBAL COMMUNICATION」がスタート。
バルーンは１階スタンドとアリーナに入れられ、2004年EXPOのサッカーボール状態。
TERUは下手花道を動きながら歌う。途中で花道がとぎれるところがあって、アリーナと同じレベルに。そのまま下手側の車椅子席に入りつつ、アリーナ最後方のサブステージ〜上手側花道を通って会場を１周。
つづく「MERMAID」でもメンバーは花道に移動しまくり。TERUはまたしても下手花道。それを追うTAKURO。JIROは上手花道。HISASHIは…動かず。やっぱりヅラが暑いのか!?
TAKUROとTERUはサブステージまで移動して終了。
「近いだろ！」（えっへん！）と自慢げなMCをして、そのままサブステージで新曲「laotour（ロートル）」を歌い出す。
ロートルって言葉、あまり使わないよなあ。「古い業界の人間」って意味合いでの使用例を見ますが…
TAKUROとTERUは上手花道を通ってメインステージに帰還。
「ROCK'N'ROLL SWINDLE」は全員メインステージ。
最後のコーラス、TAKUROの声がでかすぎ（笑）「ウェェェイ！」
次のMCは「15周年を振り返って」とでも言うべき内容。
「デビューして15年、結成してからだと22年かな？いろんなことがありました」
「LIVE後にふざけてシャンパンを振ってふりまいていたら、TOSHIが転んで腕をケガしちゃったり…」
これは「BEAT out!」ツアーでの話で、「無限のdejavu」の中に収録されている。（転んだ瞬間に暗転して音声のみ。結構血が出たらしいから映せなかったんでしょう）
「HISASHIは骨折するし…」 HISASHIは腕を上げてアピール（笑）
（言うまでもなく98年「pure soul」ツアー、札幌厚生年金）
「JIROは引きこもりになるし…」 JIRO、顔の前で「ないない！」と手を振って否定。
（これって「HEAVY GAUGE」ツアー金沢公演？）
「まあ俺はTERU語録とか言われましたけどねー（笑）最近は出してないけど」
ここで会場から「えー！」と異議申し立て。
「出てないっつーの！（笑）」
確かに最近は聞いてなかったかもしれん。でも約１時間後に新語録が出ますが！
「いろいろありましたが、TAKUROは大変だったときもみんなを引っ張ってくれた」
さすがリーダー。引きこもりJIROにはドアの下からお手紙でしたっけ？
TERU、残る１人にもちゃんと触れます。
「SEIちゃんは10周年の後、みんないなくなった時（事務所移籍騒動）に１人残ってくれました」
「そんなメンバーやスタッフ、それからみんなとの絆があったから、こうして15周年を迎えることができました」
「10周年で先が見えなくなって苦しんだ時に作った記念となる曲があります。聞いてください」
10周年記念作は「STREET LIFE」。
誕生したときは「これからのGLAYを象徴する曲になります」と紹介されたのに、すっかり忘れさられてましたな。
エンディングからそのままSEIさんの伴奏で「RUN」。
迷っていた2004年、あれから５年、とにかく走って迷いを断ち切る、そんなメッセージだろうか…
最初のサビが終わったら「いくぜ！」と叫んで、曲のとおり花道を走り出すTERU。
一気に下手花道を駆け抜け、サブステージへ。そして上手花道からメインステージへ。
でも第４コーナーあたりは力尽き掛け、息も絶え絶えで歌っていた。
カウントダウンの時のように体調が悪かったら、絶対また倒れていたな。
メインステージで待つTAKURO、野球で言えば３塁側に立つコーチのように腕を回してTERUを励まし、何とか曲が終わるまでにホームイン。
自分は見えなかったけど、この後TERUはJIROにコールドスプレーかけてもらっていたとか。
一息ついたところで、TERUはTAKUROと一緒にしゃべりながら下手花道へ歩き出した。
他のメンバーはいつの間にかステージから消えている。
下手花道の途中には２脚の丸椅子とアコギ。
歩きながらTERUが「花道500ｍもあるんだって！それを走りきった俺にびっくりだ」とか言っていた。
あと、「花道を走り去られた人はつらいから、ゆっくり歩く」とも言っていたが、さっき走り去ったばかりじゃねーか！とつっこみをいれたくなった。
椅子に座って２人のMC。
TE「支配人、どう？」
TA「支配人いいね！」 嬉しそう（笑）
TE「TAKUROとは小学校５年生以来のつきあいで、すでに両親と一緒にいる時間より長いかもしれない」
TA「そんなことはない！」 何を照れているのか（笑）
支配人の話は22年の歴史を回顧する方向へ。
「函館で高校時代に結成したGLAYを夢で終わらせたくないと思って当時のメンバーに話をした」
「ある者は函館で就職するといい、ある者はTAKUROの夢にはついていけないと断られ…」
このあたりは「永遠の1/4」に出ている話ですな。
「上京して、何とかバンドを続けていこうとスタジオを借りてレコーディングとかしてた。当時はスタジオを借りるにも高いので、新宿のスタジオで深夜料金の格安パックがあって。ちょうどバイトをしていたから、昼はバイトして夜の12時ぐらいに集合して、朝の5時まではスタジオ、そんな日々」
「4時ぐらいにみんな疲れている中、あと１曲レコーディングしたいって話をTERUに持ちかけたら、彼はのどがガラガラなのにつきあって、歌ってくれた。その曲が次にやる「julia」という曲です」
「のちにこの曲のテープがレコード会社の人の耳にとまって、僕たちがデビューするきっかけになりました。デビュー後、この曲は「RAIN」と名を変えることになります。聞いてください、「julia」」
「julia」は「RAIN」とほとんど同じコード進行。
歌詞が当時のTAKURO節で、「古びたナイフ」「Honesty」が何度も出てくる。
やっぱり「RAIN」はかなりYOSHIKIの手が入っているんだなあと実感。
「julia」が終わると同時に、TAKUROとTERU以外の４人がサブステージに登場し、スタンドが沸く。
TAKUROとTERUはゆっくり歩いてサブステージへ。
ここで、大規模会場といえば恒例のウェーブをすることに。
BGMは「MISTER POPCORN」だったような気がするけど、定かじゃありません。
上手（西スタンド）から下手へ半周。
２階スタンドの方が奥行きあるので、途中から引き離される。
TERUが「２階がんばれ」と言うけど、構造上しょうがないじゃんね。
アリーナはサブステージからメインステージの往復。
「みんなの気持ちが一つになったところで、みんなの声を聞かせてくれ」
とTERUが言って、「STARLESS NIGHT」。
ホールやアリーナのような練習は無しでした。
ここで再びMC。
TERUの「今日はすごいでしょ。あっちもステージ、こっちもステージ…こういう花道を造ったのは、みんなのことが大好きだからなんだよね。GLAYの感謝の気持ちです」という言葉から、「せっかくだから、メンバーの声を聞こうか」と各メンバーのMCへ。
まずはTOSHI。
第一声はお約束？の「最高です！」（笑）
「GLAYと出逢った時はビッグになるとか、15年もやるとは思ってなかった。出会いに感謝しています。体が続く限りGLAYと頑張っていきます。よろしくお願いします！」
TERU「TOSHIと初めて会った時のことを覚えています。今度サポートしてくれる人だってことで、スタジオで「彼女の"Modern…"」をいっしょに演奏したんだけど、終わった後にHISASHIとJIROと３人で歩きながら「あの人走るよね」（リズムが先走るってことか）「プロなのかな？」と失礼なことを言ってました（笑）」
次は「GLAYでは新入り」と紹介されたSEIちゃん。
「永井誠一郎です。GLAYのサポートをやらせていただいて４年近く…こんなビッグなバンドのサポートをやるなって思ってもみなかったんですが、幸運なことにお声をかけて頂きました。こんなにうれしいことはない！（涙声）20周年もぜひサポートさせて頂きたいと思いますが、一人では決められないんで…」
と支配人を見るSEIさん。TAKUROは両腕で×のサイン。えーっ！
「ダメ？」
今度は大きく○。冗談が過ぎるよ、リーダー、いや総支配人（笑）
「お許しが出ました！これからもよろしくお願いします！」
つづいて…「出会ったのは高校生でした。TAKUROが是非バンドに入れたいと紹介したのは、かわいい高校生でした。それが今は…」今はなんだね？HISASHI。
HISASHI、いきなり大声で「アラフォー！」と叫ぶ。
ん？15周年サイトのWEBラジオで「アラウンドなんとかって言葉嫌いなんだよ！」と言っていたんじゃ…
と思ったら、「アラフィーッド！」「ヨコハマ！」と意味不明な叫び。
よく聞き取れないままMC終了。TERUに「そのキャラ確立したねー」なんて言われて、なんのこっちゃ…
ん？ここでスタンドにある横断幕が目に入った。
OUR HOME! OUR FIRLD! YOKOHAMA NISSAN STADIUM
あっ、これかぁーと納得してメモ。
どうやらメンバーも横断幕に気がついていなかったようで、翌日のMCでようやく気がついたTERUが「これ読んでたんだね」と（笑）
で、このときのHISASHIのMCは、
「OUR HOME! OUR FIRLD! YOKOHAMA! NISSAN! GT-R！結構早い！！」
でした。車ネタかい！！
次は「小学５年からのつきあい」TAKURO。
「GLAYのリーダーどころか！HOTEL GLAYの総支配人にまで上り詰めようとは！」
総支配人ってそんなにすごいんか。
「皆さんがうちに帰るまでが総支配人の仕事です」って、遠足の校長先生ですか。
「横浜には函館にはいないような不良がいると聞きます。おっかないと聞きます！」なんて、WOWOW放送日だと言えないような事を…
そして「GLAY CAFEには是非…あ、Lib Cafe、Lib Cafeには来てね！噛んだ…」と、最後はちゃんとオチあり（笑）
でも本当のオチはこの人…で大丈夫なのか。
「TAKUROから「とりあえずサポートを頼んだ」と言われて15年。いまだに正式加入のOKをもらっていないという伝説がある。LIVEが続いて休みがないと「脱退する」と言い出す」ジロウさん（汗）
「じゃあ8月17日から半月間、脱退します！」
いきなりかよ（笑）そんなに休みたいか。そんなに家族サー（以下略
「本日はお忙しい中、来ていただいてありがとうございます！」
A型的営業トーク。
「さっきTERU語録とか言ってたけど、俺が真っ先に思い浮かぶTERU語録があってさ」
「人生、山はあっても谷は無し！」
「たぶんこの名言があったから、GLAYを続けてこられたんだと思います」
あージロさんはこの語録好きだよね。前にキャラメルボックスでも書いてたでしょう。
TERU「GLAYもいろいろ経験して、俺も成長しました。だから訂正します」
「人生、山があり谷があっても気づかない！」
ポジティブを演じるのも大変ですね、TERUさん。昔は本当にポジティブシンキングだったんだろうけど。
その明るさは貴重です。
「今日誕生日の人いる？みんなでお祝いしようか」
あ、次は「THE BIRTHDAY GIRL」ですねと思ったところで、客席から「ハッピーバースデー」を歌う声が。
「じゃあ一応言っておこうか。せーの、ハッピーバースデ…はいっOK！」
段取り狂うから困るんだよねーと言いたそうな進行だけど、ここはそれでいいと思う（苦笑）
JIROのボーカルは、イヤモニのおかげもあって音程は外れてなかった。一安心。
だいぶ暗くなってきて、メインステージのHOTEL GLAYにも灯りが点る。
「照明チームの出番が来たねー。見てごらん、あれが僕達のホテルだよ。これから甘い夜をすごそうか…いや、次はそういう曲じゃないんで（笑）」
どんな曲だ？
「10周年に大阪のUSJでLIVEをやったとき、エンディングに流した曲」
「いい曲だって評判になった曲」
「今日来てくれたみんなに、愛情を込めて歌います。つづれ織り」
FRUSTRATED〜extremeツアーでもエンディングに使われ、終演後もみんな席を立たずに聞き入った曲。
インテックス大阪の３日目、本編最後に歌われた時は伝説的な光景だった。
カウントダウンの時はTERUの体調不良により歌われなかった名曲。それだけ大切にされている曲。
酔ってカラオケで歌うとうるうるしちゃう。
２日間のどこかで聞けるとは思っていたけど、やっぱりうれしい。
「LET ME BE」も似たような扱われ方されてるけど、あの曲もこうやって歌う日が来るのだろうか。
ただ、場所が悪いのか、音のバランスが変で、ギターが聞こえすぎてボーカルにかぶることがあったのが残念だった。
サブステージでの演奏はこれで終了。
メンバーは二手に分かれてメインステージへ徒歩で移動。
（上手がTERU、TAKURO、SEI、下手がHISASHI・JIRO・TOSHI）
上手側に行ったTERUが途中のテントで生着替えをしたようだけど、あいにく？全く見えなかった。
次の曲はHISASHI曲「Synchronicity」。
文字通り曲とシンクロしてゲーム映像が流される。
どうやら、この曲がテーマソングになった「マグナカルタ２」のものらしい。
ゲームと言えばPCのシミュレーションゲームぐらいしか知らないので、「最近のゲームはすごい技術使ってるんだなあ」と感心。
引き続き「I am xxx」。
こちらも曲のイメージにあわせた映像（曲のPVだったらしい。ちゃんと見てないからわからなかった…）が流されていた。
「今日はROCKの日（テーマが）だろ！もっと激しく行こうぜ！VERB！！」
バーブ！！って絶叫されると、1月1日の0時00分を思い出す。（新年１曲目だった）
バー、の時点でBURSTだと思った人もいたらしい。
イントロは男のお約束（？）オイっ！オイっ！
「ピーク〜」の手振りは相変わらず。知らない人（左隣）は面食らっていたような（苦笑）
２回目サビのところで銀テープ発射。
２階スタンドまで来たけど、気流の問題であと１歩届かず。
右隣の女の子ファン２人が取れてなかったのが残念。前の列まで取れたのに…
アリーナではスタッフが拾い集めたテープを配っていました。
テープに夢中になると、演奏ちゃんと見ていられなくなります。
「みんな大好きだー 一緒に夢見ていこうぜー」と、定番曲ビュードリ。
当たり前だけど、今回は順番間違えなかったね。
最後のMCは改めての感謝と決意表明。
「デビューして15年、函館で結成してから22年かな？ここにいるみんなのおかげで頑張って来れました」
「自分たちで船を漕いでここまで来ました。20周年に向かって船に乗り続けます」
「約束します。絶対すばらしい光景をみんなに見せます」
走り書きのメモから構成すると、こんな内容。
船を漕ぐとか言っているから、「航海」が聞けるかなと一瞬考えたけど、それはないか。
ラスト曲は「SAY YOUR DREAM」。
曲前半が終わるところで、モニターに結成から時系列順にメンバーの写真が。
後半は激しくベースを弾くJIROを堪能。
「GLAYのことを思ってくれて、本当にありがとう」
という言葉を残して、メンバーはステージを降りた。
「アンコール」という声と手拍子がちらほらしている中、スクリーンが点灯した。
映し出されたのはHOTEL GLAYの従業員に扮したメンバーキャラ（パンフにも出ている）。
こういうの前にもあったな。ヘビゲツアーだったか…
「アンコールまでのしばしの間、お楽しみください」というふうに、吹き出しでしゃべる。
立ち上がらせて「HIGHCOMMUNICATIONS」にあわせた「準備体操」。
腰を振らせて「恥ずかしがらないで」「もっとセクシーに」なんて台詞があった。
TERUの「子猫ちゃーん」はカウントダウンもちつきビデオにも出ていたし、もはや定番なのか。
最後はキャラのかけ声に合わせて「アンコール！」「アンコール！」。
HISASHIのキャラがヤカンを振り回していたのは、この後の「カップヌードル」ネタにつながっていたのかもしれない…
一瞬、HOTEL GLAYに照明がついたかと思ったら、停電のように消灯。ブザーが鳴り響く。
ここで場内放送。
HOTEL GLAYにお越しいただいているゲストの皆さん、ただいまメイン電源に何らかのトラブルが発生し、会場全体が停電状態におちいっております。現在、補助電源に切り替え、原因究明と復旧作業にあたっておりますので、あわてずに、騒がずに、そのままその場でしばらくお待ち下さい。
繰り返します。ただいま会場全体が停電状態におちいっております。補助電源に切り替え、復旧作業にあたっておりますので、そのままその場でしばらくお待ち下さい。TERUでした〜
なんだ、演出か。
アリーナの係員は懐中電灯で左右を照らしながら、なにやら捜索しているような演出。
ゴーグルをつけたTAKUROが配電盤を開け懐中電灯を照らすと、ブレーカーが落ちて火花が散っている。
これって漏電？
トランシーバーで他のメンバーに指示を送るTAKURO。
各メンバーは原因を探して館内を走る。
TERUからの報告を聞いても状況が変わらず、上を向いて首を振るTAKURO。ふたたび他のメンバーへ指令。
つなぎを着たJIROが応答し、問題箇所を探す。TERUも引き続き捜索。
ここでいきなり、白い湯気が立ち上り、ラーメンを食べようとしている人物の手が。
再び困った表情のTAKURO。
ん？HISASHIがカップヌードルを食べている！そこにトランシーバーの呼び出し。
適当に答えるHISASHI。
サボるな！
やがてJIROは別の配管からの漏水を確認し、TERUも配管から蒸気が噴き出している場所を発見。
復旧にあたるTERUとJIROの真剣な表情。
一方、HISASHIは…まだラーメン食べてる。そのうちバナナを取り出してニヤニヤしながら眺める。
必死のTERUとJIRO。ニコニコとバナナを剥くHISASHI。
あと少し！必死でバルブを閉めるTERUとJIRO。ホットドックに食らいつくHISASHI。
やっと作業が終わって一息ついたTERUとJIRO。何事もなかったように何かを報告するHISASHI。
「全ての箇所、修理完了！」の報告を受けたTAKURO、小さく頷くと、ブレーカーのスイッチを上にあげる。
ガチャッ…
本当に停電が復旧したような感じでHOTELの照明が点灯すると、メンバーはすでにステージ上にスタンバイ！
ステージ近くの座席だったら、暗い中を現れるメンバーが肉眼で見えるんだろうか…
ジャジャジャーンとベースをかき鳴らしながらJIROがステージ中央へ。
ここできたか、「SHUTTER SPEEDSのテーマ」。
例の如く客席を煽りに煽ってから一言。
「本気出せばできるじゃねーか！」
「人騒がせな〜」の後、地名は無し。
何となく、「なんて言おうか考えていたら言い損ねた」感が漂っていたんですが。
TERUは下手花道へ、JIROは上手花道へ。
おそらく予定では「サブステージまで行ってベースソロ、曲が終わるまでに花道を一周してメインステージに帰還」ということだったと思っているけど、ジロさん疲れて曲終わりまでに戻って来れませんでした。
戻ってくるまでの間、他のメンバーが後奏を長引かせて待機。
やっとJIROが戻って次の曲へ。
TAKUROのギターソロは、定番のリフを響かせる。
HOTELセットの両側にある２階みたいな場所のうち、下手側に駆け上がったTAKUROは、また違うメロディーを弾き出す。そして、エイッとネックを振り上げると、ネックの先からビームが！
（実際にビームが出るわけではなく、背後のHOTELセット壁面＝これもモニター）に現れる特効）
ビームは上手側のHOTELセット屋上に向かって伸び、盛大に花火が打ち上がる。同時に、そこにあった南国フルーツ（パイナップルとか）が回転。背後からはアメリカの大統領壁画（マウントラッシュモア国立メモリアル）のようなGLAYメンバーを描いたものが登場。
TAKURO、得意げにビームを放つ。あちこちから打ち上がる花火。
一段落して、またいつものリフに戻る。客席は手拍子。
ラストは「ACID HEAD」。
TAKUROに負けじと？HISASHIのギターはネックが青く発光。
「飽きた」だの「予定調和」だの言われるけど、盛り上がる曲であることは確か。
（会場によっては「地震」の原因になるけどね…）
正統ACIDジャンプをやってきました。
全曲終わって、メンバーは下手側から花道を歩いて挨拶。
そんな中、HISASHIに異変が。
自分の席からは上手側にあるテントの影になって見えなかったけど、どうも足の調子が良くなかったらしく、途中で引き返してメインステージに帰っていった。TOSHIさんSEIさんも一緒に戻り。
（「足をねんざした」とか「熱中症だった」という情報もあったが、実際のところは不明。彼は「ツアー中に食中毒になった事件」など、時間が経ってから真相を明かすので、そのうちわかるかも）
最後にTERUは「また日産でやりたいと思います！行ってきます！」と叫び、JIROのかけ声で手つなぎジャンプ。
終演後はメンバープロデュースやホールツアーでも流された「LET ME BE」と過去映像。
追加された場面もあったので、それは16日のレポで書ければ。
（はみだし）
・JIROが何度もTERUにコールドスプレーをかけていたらしい。
・HISASHIの銀髪は何かのコスプレ？
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