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 TOP ＞ RADIO REPORT TOP ＞ 2000.8.26 ROCK KIDS RETURNS |
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DATA
放送日：2000年8月26日
放送局：AIR-G（FM北海道 "ROCK KIDS RETURNS"）
出演者：TAKURO
1994年に放送されていたROCK KIDSを振り返って語るTAKUROです。
当時は訛りまくり。
NOTE │1│2│3│4│5│6│
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えー皆さんこんばんは。そしてお久しぶりです。GLAYのギターのTAKUROです。
えー僕たちが東京に出て頑張っている間に、このROCK KIDSもリターンズとしてね、そしてROCK KIDS本体として、頑張ってくれているようで。えー僕もすごくうれしく思います。
今日はROCK KIDSリターンズ2000と題しまして、えー今の自分たち、そして、俺たちがやってた94年当時の思い出なんかも振り返りながら、がんがんGLAYの曲をかけていきたいなと思いますんで、その辺はよろしくお願いします。
今日はね、いろいろ昔の素材とかね、あとGLAYの一番新しい新曲とかね、たくさん用意してんで、内容はまぁ盛り沢山なんですが、ちょっとね、ここにね、いろいろ書いてある紙があるんで、いろいろ振り返ってみたいと思うんだが…んー、だいたいね、やってたコーナーがくだらないってこともあって、あのー先ほどスタッフと打ち合わせしている間も、みんなの顔が笑顔になってるって言う…まあ、それはそれは素敵なラジオ番組だったんじゃないかと思います。
うーん…これから２時間ですか。ちょっと長い間ですけど、しっかりとラジオに耳を傾けてほしいと思います。それではね、GLAYの近況なんかも併せてお伝えしたいなと思いますんで、最後までよろしくお願いします。
（当時のジングル TERUの声が若い）
なんかいきなり、懐かしい声が聞こえてきたんだけど…今のやつも当時のままのやつだね。
そうっすね（笑）GLAYのROCK KIDS、今日はね、リターンズ2000と題しまして、えー２時間たっぷりとGLAYに浸かっていただきたいと思いますが。
最近はですね、ちょっと前ですよね。えー８月３日、札幌の方へこう…キャンペーンと題して来ましたけども。暖かくみんなが迎え入れてくれて。えー新曲のね、つい３日ほど前の８月２３日に出ましたけど、「とまどい」の…そして「SPECIAL THANKS」ダブルＡ面ってことで。このキャンペーンで来たんですけども。うん。みんな、札幌のみんなもね、そして全道のみんなも気に入ってくれたようで、すごく反応が返ってきて嬉しかったのを覚えてますね。
そしてねーまぁ、そのー「GOIS」の時に言ったんだけどね、８月３日放送の「GOIS」の中で言っただけども、まぁ…GLAYの近況。でも、あん時はあんまり時間がなかったんで、さらっとしか言えなかったんだけど、ここはちょっとじっくり行きたいと思うんですけど。
えー今年に入ってからのGLAYは、うーん…実際何をやってるのって質問は多いんですよ。そう、特にね、去年はテレビなんかにはたくさん出てたほうだから…今年に入ってぱったりと出なくなっちゃって、ぱったりと出なくなったら、しかもテレビを見なくなっちゃって。もうー人間っておもしろいもんでね。そう。それでーGLAYはもうどうしちゃったの？って声もいろいろ聞いてるんですけども。えーご安心あれ、と。ちゃんと活動はしてたんですが。
まず、入ってから…今年に入ってからはですね、１月から３月までお休みをもらいました。はい。そしてですね、お休みをもらって何をしていたかというと、大体、暇になるとメンバーを誘いだして飲みに行ったりしてたんですが、大体ね、俺とJIROとHISASHIは札幌に来てましたね。札幌で、スキー場に毎日毎日行っていたりして。そこでスノボー三昧でしたね。
あのー去年なんかはね、ドームツアーが２月入ってからすぐ控えてたということで、スノボー禁止令がリーダーから出た訳なんですよ。リーダーって俺なんだけど（笑） なぜかっていうと、あのーおととしのHISASHIの骨折。それも札幌でしたけども、あれがですね、結構長引いてバンド活動にも支障が出るってことで。人間、骨折はヤバいだろって。…まあ他も、事故とかもヤバいんだけど。骨折はヤバいだろってことになって、えー去年はドームツアーもあるし、スノボは皆さん禁止です！ってハイってことで、禁止になりまして。
でも、今年はスノボOK令が出たわけなんですよ。骨折ってイイ！って（笑）
なんでかって言うと、まぁおまえらまだ27〜8だろ。治るだろ！（笑）だからまぁ行くなら１月に行って来いと。１月２月のうちに行っといたら、まあ腕以外だったら、足ぐらいだったら、あのー４月からのツアー…デーモン木暮さんから変わった車椅子を借りることになるかも知れないが（笑）でも、とりあえずステージはできるだろうってことになって。
それで、スノボー戒厳令が出まして…戒厳令じゃないよ、解除令が出まして。それであのー俺とJIROとHISASHIは札幌に遊びに来ていて、そのころちょうどTERUはね、沖縄に遊びに行ったり、一人旅を楽しんでいたようですね。そして彼は、「VIDEO GLAY4」ビデオクリップ集なんですけど、それのジャケットデザインなんかをやってたらしくて、俺たちとまた別な方で忙しかったようなんですが。俺たちはもう札幌にいて、こうーあまりにも吹雪が続いて、スノボーに行けないときはJIROの親戚がやっている陶芸教室なんかに行ったりして。自分たちで自分たちが飲むビールのジョッキを作ったりね、お皿を作ったりね、それはそれは…濃い活動をしてた訳なんですよ。
んでーそれでも飽き足らなくなると、ぷらっと映画を見に行ったり。市内の方に来たりして。うん。
そしてね、俺たちは一週間ぐらいで帰ったんだけど、JIROははまっちゃってね、１ヶ月ぐらい札幌にいたらしいですねー。そうそうそうそう。で、ちょこちょこちょこちょこ、街の方に出てたらしいですけどねー。スノボー、強力に上手くなって帰ってきたということで、今年の冬あたり、また彼にチャレンジしてみたいなと思いますね。
なんか彼は一回ジャンプして、腕をお腹に乗せたままお腹から落ちちゃって、なんかあばらをやったらしいけど。そう（笑）で、息吸うのも痛いぐらいのが続いてて、こりゃー困ったなって内緒で…メンバーに内緒で病院行ったらしいのね。そしたらまぁとりあえず打撲ぐらいで済んだっていうね。あぶなくあのー彼は、腹にサラシを巻きながらステージに立つところだったっていうね。そんなこともありますけれども。
それでは、一曲行ってみましょうか。えー８月２３日にリリースされました、えーダブルＡシングル「とまどい」と「SPECIAL THANKS」って曲があるんですが、そん中のね「とまどい」って曲を聴いてもらいたいと思います。
♪とまどい
…そう。そして、そんな充実したOFFを楽しんだ後は、えー４月の15日からですね、「HEAVY GAUGE TOUR」、これが始まりましたね。「ARENA TOUR 2000 HEAVY GAUGE」、うん。
最初はね、このテーマは…「HEAVY GAUGE」のテーマは、自分たちでステージで作り上げたパワーを外に出していくってものであって、そして、まあおまけとしては、今までのお約束事はちょっと止めよう、と。たとえば僕たちの曲で「BURST」だったり「I'm i Love」だったり、何かこうみんなで歌って、みんなで盛り上がって発散しようって、何かいいライブだったよねって感じになる曲があるんですけども、そればっかりに頼ってもいけないだろうと。「HEAVY GAUGE」って、自分たちの自信作を作ったんだから、「HEAVY GAUGE」の曲の中で何か勝負していこう、っていうのがあって。だから最初、去年の幕張ライブとか、その前のドームツアーとか、派手な…何となく笑顔がこぼれるようなのとは、正反対なライブ展開だったんで、結構とまどう人とかも多かったんだけども、それももう、４月15日から代々木で始まって、どんどんどんどん回を重ねるうちに…うん、自分たちのグルーヴが「ジョジョの奇妙な冒険」のように、波紋として広がっていく感じ？ あれをやっぱり感じててね。
それで、俺たちが今回すごい嬉しかったのが、最終…前半の最終が札幌公演だったってこともあって、札幌ではね、相当、自分たちのイメージに近く、まぁそれ以上と言ってもいい…何かこう、今のGLAYというバンドが持ってる「うねり」みたいなのが、きっちりと自分たちで表現できるようになって。それをこう伝えられたって言うのがね、うん。すごい嬉しかったな。
で、これJIROかな？ JIROが言ってたんだけど、「自分たちが理想とするバンドの、ライブの形が札幌の真駒内ではできた」って言ってたんでね。
まぁ、もちろんライブって言うのは、自分たちだけでできる訳じゃないから、あれはもう絶対、ファンの子のみんなとかね、ホントに…スタッフたちとのリレーションシップってもので、がっちりできたんじゃないかなと思いますね。
ちなみにもう、見に来てくれた子はわかると思うんですが、俺たちのステージの後ろにはでっかいビジョンがあるわけなんですよ。で、そのでかいビジョンをなぜ付けたのかって言うと、こう自分たちの演奏…没頭するあまり、やっぱりステージ上での会話が多くなって、みんなには少しわかりにくいんじゃないかってことで。でかいビジョンを付けて、俺たちの生の姿をその場でリアルに伝えてほしい。だから、いろんな映像も映すんだけど、それと同じぐらい、俺たちの生きた表情を映してほしいっていう、そういう願いを込めてね。
どれぐらい…何インチって言うんだ？１万インチぐらい？（笑）まぁとりあえず、１万インチぐらいの…すごいんだけど、でっかいんだけど。あのー暇なときは、絶対あれでプレステ２をやろうって言ってるんだけど（笑）、まだ願いは叶ってないですね。なぜかって言うと、あれはセッティングとかにはすごい微妙で、かつ職人技がいろいろ必要なのね。で、ライブ前とかスタッフのみんながピリピリしながらいろんな調節をしてるとこへ、俺たちがプレステ抱えて「やっていいですか？」って（苦笑）やっぱ言いづらくて。まだ言えてないんですよ。だからこれはね、ぜひあの後半戦ではやりたいですね。
後半戦では、アドリブコーナーか何か作って、そこでお客さんでプレステ上手な奴を（ステージに）上げて、対決する…HISASHIと対決とかいいよね。何かそういうざっくばらんな、余裕を持ったライブに、後半したいと思いますが…うん。
そう、そしてあのー幕張の…幕張じゃないや、真駒内…これよく被るんだけど、真駒内のツアーが終わった次の日は、Zepp札幌で、シークレットライブやって。そん時もあのーAIR-Gにはお世話になりましたね。もう…前の日にはAIR-Gのホームページと放送でちゃんと宣伝してくれて。まさかの最前…２列目とかにならないで、お客さん入ってくれて。もし２列だけだったら、俺はマイクをつかんで「おまえら全員手をつなげ」（笑）もう、隣の人が帰らないように「手をつなげ」って…言うところだったんだけどね。でもちゃんとお客さん入ってくれて。うん。
そこでは、GLAYのサイドビジネスとして頑張っている（笑）NEVER MIND、HISASHIがボーカルの…はい。バンドなんかも出たりして。その後はちゃんとGLAYが出て。わりとこう、打ち上げっぽい…すごいリラックスしたムードでね、ライブやったんですけど。また機会があったら、でかいところ小さいところでかいところ小さいところ…そういう、まんべんなく…まあ、ライブはどこでやっても楽しいもんなんだけど。でもやっぱりこう、全員のお客さんの顔の見えるところもいいし、でかい仕掛けを使って、楽しむのもいいし。うん。すごい貴重な、いい体験をさせてもらいましたね。
その後ですよ、大変だったのは。そう。
何が大変ってね、もうね、スケジュールの組み方間違えたね。GLAY、今年。だからね、休みを３ヶ月取って、３ヶ月ツアーやって、２ヶ月なんかやって、また３ヶ月ツアーやって…っていうのは、一見切り替えができそうでいいかなって思うんだけど、ツアーやってる時って何にもできないって事に気づいて。もう東京にいないからね。レコーディングとかもできないし…だからね、７月８月はね、メンバーも顔真っ赤にして、いっぱいいっぱいだった。
もう…ようやく、昨日ぐらいかな？ 後半戦のリハーサルが始まりましたけれども、その前まではね、みんなこう顔パンパンに腫らして、もう真っ赤で。もうホントにもう…北国の少年みたいな顔して頑張ってたね。
そう、俺がね、前回札幌に来た８月３日。あん時、他のメンバー、全国各地に散らばってたんだけど、俺はねそれでも10時ぐらいの飛行機に乗ったの。でもね、その前の日に歌を録ったりしてたTERUが、４時ぐらいまで、朝の４時ぐらいまで頑張ってたんだけど、朝６時の電車で浜松かどっかに向かったのね。（笑）一番頑張ったのに…前の日。で、俺に「あー明日あれか。キャンペーンだ。頑張ってこよう…TAKURO、俺、浜松で１億枚売ってくるから」……「１億枚売るトークをしてくるから」…もうね、涙を禁じ得なかったね。俺は。ホントに。もう彼には幸せになってほしい…心から願ったよ。（笑）
そーんな時に俺はもう悠々と10時ぐらいの飛行機で札幌に。まず、おいしいもん食べに行って、ふーって言いながら、ゆっくりとしたスケジュールで、ゆっくりとした…この、札幌の人たちのトークを頑張って、そしてGOISに出て。そして、夜はジンギスカンに舌鼓を打ち…うーん。ジンギスカンも喰ったし、あれも喰ったよ。すき焼きも…しゃぶしゃぶ、一気に全部喰ったね。太るっつーの。はい。
そんな感じでね、そう。それでようやく「とまどい」そして「MERMAID」がリリースになりまして。うん。いい調子ですよ。何か今までにない、GLAYは健康的な生活ですね。
やっぱりまぁ、確かにドンドンドン…切り替えでやっていくと、スケジュール的にはきついんですけども、精神的にはやっぱり清々しい感じ。それこそ、「ROCK
KIDS」を始めた時のような、デビューした時のような何か「よっしゃーまたやるぜ」そんな感じがしますね。たぶんそれは、去年の幕張ライブ、あの20万人ライブがあって、一回全部荷物を下ろしたからだと思うんだけど。うん。
まあ、そんな話を、またこの後どんどんしていきたいと思いますんで。この後はね、あのー「ROCK KIDS復活」と題しまして、「ROCK KIDS」時代の思い出なんかも話してみたいと思います。
それじゃーこの辺で一曲行ってみたいと思います。えーこの曲のプロモーションビデオは、旭川に近い美瑛の方で撮りましたね。あの雪景色がすごい印象的な曲だと思います。それでは聴いてください。GLAYで「Winter,again」。
♪Winter,again
まだまだ序の口です。爆笑タイムはこ・れ・か・ら（死）
▼２へつづく
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