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 TOP ＞ RADIO REPORT TOP ＞ 2000.8.26 ROCK KIDS RETURNS |
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DATA
放送日：2000年8月26日
放送局：AIR-G（FM北海道 "ROCK KIDS RETURNS"）
出演者：TAKURO
1994年に放送されていたROCK KIDSを振り返って語るTAKUROです。
当時は訛りまくり。
NOTE │1│2│3│4│5│6│
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ROCK KIDS復活！
ん！ と題しましてね、このコーナーはROCK KIDSを振り返ってみたいと思うんですが、何がねーおもしろいってね、当時のね、コーナー・企画、そしてその趣旨（笑）まぁー今ほどに喋りが上手というほどでもなく、今ほどに構成が上手いわけではない…当時の俺たち。闇雲にもう…闇に向かってパンチを放ってたね（笑）
もうね、人の顔なんて見ないっていう。人の顔色伺わず、放つ放つ、問題作。
ここにね、当時のコーナー企画がずらっと書いてあるんだけど、まず…「ROCK KIDS BINGO」ってやつ、やってましたね。それは何かっつーと、あのーリスナーがコンビニなどでビンゴカードを購入して、番組でルーレット回して、それで当たった奴に何かプレゼントするっていう。そのプレゼントもね、結構凝ったんだよね。
（背後で当時のジングルが流れる）
これだ。なつかしい…そう、これであのー「Ａの13」とかやってたんだよね。
それがさ、致命的な欠陥があったんだわ…致命的な欠陥。ラジオって言うあのー媒体の、良いとこでも悪いとこでもあるんだけども……ズルする奴を見分ける方法が無かったっつー（笑）まさか一人一人を見守ることもできず、見張ることもできず…「ホントにお前当たってるのか？ホントに１枚だけだろーな？」っていう。10枚も買われたら、もう絶対当たっちゃうっていうね（笑）…「ROCK KIDS BINGO」、これが不発に終わったんだよなー。
そうそうそう。そして、「100万円ナイトハンター」ってのもありまして。何かって言うと、スタジオをメンバーが飛び出して、リスナーのお宅訪問ってことでね、これはもう第１回からやってたんだけど。
でもね、案外葉書出したんだけど聴いてない奴とか、案外夜、父さんが出て「今、何時だと思ってんだ！」みたいな…（スタッフ笑い声）もうねー厳しい。厳しかぁー
そしてね、真夏の…結構、俺これ好きだったんだけど、これはただ単に人の名前やね、熟語などを変読しておもしろがるコーナー。
まぁ例えば、「デーモン木暮」って名前をちょっと変えて、頭とお尻をちょっと変えて「肛門 デグレ」とかね。「松平健」「ケツ平 マン」とか、そういう何かスタンダードナンバー、そういうのやってたんだけど、案外ね内容がハイブロー過ぎって…スタッフからの指摘があって、４週程度で打ち切りだったんだけど。
でも、これは今、GLAYのファンクラブ（の会報）で俺のコーナー、TAKUROのコーナーで脈々と受け継いでいて…きっかけは俺の母ちゃんが、「アルマゲドン」の映画を見て感動して、それを何か実家の姉ちゃんに電話してて、
「すごいいい映画見た。泣けた。もうね…TAKUROと今日映画見にいったんだけど、よかった何だっけ…『マゲハルドン！』」（笑）
…なんだコイツって思ったんだけど。ホントに俺の親か!?（笑）…まぁ親だわな。同じところでポイントがこう…（笑）笑いのポイントがよくわかってるなと。それはもう彼女が天然だったんだけど。
それがこう、どんどんどんどん成長してって、今はね、例えばこんな感じなの。そうだなー…あの、「氷室京介」改め「卑怯 ムロ助」。こういうのはちゃんと、字をバラバラにして行くと、ちゃんと「卑怯 ムロ助」って言葉になってんだよね。あと、「島袋寛子」改め「熊殺し ブヒ郎」（笑）ブヒ郎って…。
この辺はね、ちょっとね、かなりハイテクな連中？そしてね、シンプルだけど面白いの、これは、「19
（ジューク）」居ますね、２人組。「19」改め、「19（一休）」。これはもう、職人芸だよね。うん。そして、これは俺が個人的に一番好きなんだけど、「フランク永井」改め、「フランク 短い」（笑）…くだらないんだ。くだ…GLAYのファンクラブってそういうことやってるんだ（笑）
で、前回のMVPか何かだったのは、「V6」改め、「6V（6ボルト）」（笑） こんな奴だったりね。
この…「ROCK KIDS」からちゃーんと、ロックキッズスピリットはね、受け継いでるから。こういうね、やっぱりこう…「ROCK KIDS」から卒業しても、旅立っても、自分の立ち位置でロックキッズ魂出してるかな？他のバンドの人たち。出してねぇか！（笑）当時ネタ帳なんかつけてたの、たぶん俺たちぐらいだよね！（スタッフ爆笑）
もうね、コーナーがね、他にも「スーパーイントロクイズ」とかね、「クラブロックキッズ」とか…あと「森本レオのコーナー」「小泉今日子論」とかいろいろ名コーナーがあるんだけど。マジでね、しっこにね血が混じるぐらいプレッシャーだったのね。新曲作るよりもね、プレッシャーだった（笑） ホントもう…それに比べたら「グロリアス」なんか作るのなんて全然、ちょこちょこーって（笑）それぐらいだよ、このコーナーに比べたら。
帰りの飛行機で、まず反省会ね。
「昨日のROCK KIDSのあのコーナーだけどさ、お前のあのリアクションは何なんだよ。HISASHIよう…あそこはやっぱりのけ反らなきゃダメだろうが！ラジオで聞こえるぐらい。のたうち回るんだよ！」
とか言って、
「そっかぁ…ごめん」
とか言って（笑）
で、次の週になって今度は行きの飛行機で、
「TERUさ、ここで俺が一発ボケるから、必ず突っ込んで」
「わかった」
「もう、それはね、言ったら必ずだよ」
そういうね、すげー飛行機の中がミーティングの場所になってましたね。うん。
まぁそんなこんなで、今は強力にタイムスリップしてるんだけど…さらにタイムスリップしてみようか。
第１回のオープニングなどをちょっとここで聴いてみようかな。
※【この部分】は現在のTAKUROの突っ込み。
TA：えーこんばんは。GLAYのTAKUROです。今週から３ヶ月間、「FM ROCK KIDS」を担当することになりましたっ！ えー記念すべき第１回の放送の今夜はですねっ、みんなっからの電話をばんばん【噛んでるよ…】取りたいと思います。
「こんな番組にしてほしい」とか、「こんなことをやってくれ」とかね、あと、GLAYのこんな話がしたいとか【堅ぇー】、どんどん電話してください。まあ電話番号は後で言いますけど、ホントレギュラー番組ってGLAY初めてなんで、是非…TELで、電話で助けてください。えーみんなと楽しく遊んでいける番組にしたいと思いますんで、とりあえず盛り上がって行きたいと思うんですけども…このスタジオには２人で入ったはずなんですが、今スタジオには１人しかいません。TERUはいったいどこにいるんでしょう…【わかってるだろっそんなの！】TERU？
TE：もしもーし
TA：ふざけんな。
TE：ははっ
TA：どこ行ってんだ。
TE：今？今ね、すすきの？でー
TA：飲んでないか？
TE：一杯やってます（笑）。
TA：羽目はずしてないか？いきなり…
TE：いや（笑）何かさ、ゲーセン？
TA：ゲー…
TE：何とかポリス…
TA：コインゲームにはまってないか？
TE：わかんないけど…
TA：何で！早く帰ってこいよ！
【突っ込みヤバイ…】
TE：うん、まあね、だけど…手紙もらったでしょ。
TA：ああ
TE：そん中で、俺のサインがほしいって書いてくれた子がいるんで、第１回目、記念すべき１回目としてね、その子に逢いに行って、俺のサインをくれちゃおうかなと思ってね。はははは…
【TERUは変わってないね。何で変わらないんだろう…何でNEVER CHANGE】
TA：えーさて今夜はGLAYの「FM ROCK KIDS」、記念すべき第１回目の放送をお送りしていますが…【何か読んでるみたいだね…読んでた】ハプニングが続出して…続出していまして（棒読み）ですね、あのー俺のヘッドフォンからはスタッフの指示ががんがん飛んで、さながら鉄人28号状態と化しているTAKUROなんですけど。【わかんねぇよ…】TERUー？もしもし？暗礁に乗る、もう。
TE：うそ…
TA：早く来て。
TE：待ってよ…
TA：どしたの？
TE：すげー寒い…（笑）
TA：着ろ、この…
TE：まずさ、手紙読むかな。
TA：よ、読んでくれ。手紙読み終わったら、もう最後叫んじゃうぞ俺。
TE：おう。
TE：行くよ？
TA：行け！
TE：「はじめまして、TERUさん。さっそく出さしてもらいました。このたびは初のラジオ番組おめでとうございます。（中略）あとは…いろんな人にGLAYを知ってほしいんで、有名になると遠くなっちゃいそうで…」【トークにグルーヴ感が無いんだよね…うねってないんだよなぁ】
TA：TERU。
TE：あいよ。
TA：じゃあ今から２分間時間やります。その間に出てこなかったら、もう早く帰ってきて。
TE：OK、OK。
TA：行くぞ。
TE：うん。
TA：ハンターチャンス！
TE：あとね、【吹っ切れてない！（笑）】「私が番組に葉書を…葉書や手紙を書いたのが一番目だったら、TERUさんのサインちょうだい」って言ってんだ。
【ためらってる…】
TA：まだ出てこない？
TE：まだ出てこない。
TA：さっき何か、反応、いろいろあったんでしょ？
TE：うん。ちょろっと…名前言っちゃおうかな。
TA：下の名前だけ。
TE：…りえさんって言うのかな。梨って書いて"え"って書いて。
TA：梨？ああ梨ね。はいはい。
TE：りえさんでいいんだ…うん…「TERUさんのストレートヘアー、超きれい」って書いてる。ありがとう！
TA：車って、何色？
TE：白。白のスープラ。
TA：…嘘つけ。
TE：ホントホントホント。
TA：ホント？白のスープラ…札幌ライフ満喫してないか？
TE：ふふふ…さみしいぞ、さみしいぞ。住所わかってんのかなぁ…
TA：スープラ飛ばして帰ってこい。
TE：札幌スッポン堂って書いてるぞ。
TA：住所どの辺？
TE：あっ…来た！来たぞー！
TA：やりましたぁー！
【何か、静かな感動…】
TE：はい、OK。来ました。こんばんは（笑）やっと来てくれました。
TA：りえさん、来てくれましたか。
TE：うん。ちょっと待って、変わるから。
TA：もしもし？
り：もしもし…
TA：あ、初めましてTAKUROです。
り：初めまして…（緊張）
TA：気づいた？途中で。
り：あ、気づきました。
TA：え、何で？どの辺で？ばれないようにやってのに。
り：何か…
TA：全然ばればれだ。
り：……
TA：近くでTERUを見てどう？
TE：えっ？
TA：いろいろ、写真とかはね、あのーNASAの強力を借りて、科学技術の粋を集めてるだろお前！
TE：はいはい。
TA：がっかりさせてないか？
TE：近くで見てどう？だって。
り：………
TE：雑誌どおり？あーありがと。
TA：嘘つけこの！
TE：（笑）それじゃあね、このシャツにサインを書いたんで、これを直接…はい、どうぞ。
TA：あ、りえさん？
TE：ちょっと待って。
り：あ、もしもし。
TA：りえさん？
り：はい。
TA：えー誰に似てるって言われます？
り：えっ…あっ…いえ別に誰も…
TA：はいどうも…（笑）これからも、GLAYのROCK KIDS応援してね。
り：あっ、はい！応援します。頑張ってください…
TA：14日は来てくれる？
り：はい？
TA：14日は来てくれる？ペニーレーン。
り：いや…よく…いや、わかんないんですけど…
TA：じゃあ詳しいことはTERUに聞いて。
り：あっ、はい。あーどうもすいません…
TA：それじゃあ、TERUに変わってください。
TE：もしもし。
TA：もしもし。
TE：すごいかわいい子だよ。
TA：ホントぉ。
TE：うん。
TA：じゃあー是非ライブに呼んで。うん。
TE：そうだね。
TA：と言うことで、早く帰ってきてください。
TE：はい。
TA：じゃあよろしく。
TE：はい。それじゃ…
TA：それじゃ一曲聴いてもらいましょう。ブライアンフェリーで「Don't wont to know」（？）
♪
あのねー、当時の俺にもし手紙を書くことがあるとしたら…もっと思い切りよくさぁ…何かこう、何を守りに入ってるんだっていう。そんな感じがするけど。
声って、何か今と違うような気がする。違いますかね？ ねー何かね…ちょっと若さを感じるね。うーん。
第１回目のオープニングって…レギュラーラジオ自体が、たぶん初めてだったんだよね。だから、いつもゲストって感じで、ちゃんとあのーDJの人がいて、その人とのトークを頑張ればよかったんだけど…あの時、ホント時間、３分なら「はい３分話してくれ」っていうのが初めてだったから。でも、もう後半ぐらいになってくると、どうなんだろ…だいぶ慣れて来たのかな。でもね、俺の今の…ラジオ的キャラクター（笑）ラジオ的キャラというか、FMでありながらAMノリ（笑） そういうのは何か、このROCK KIDSでね、培われたものなんだ…うん。だからね、たまに…今の全国36局ネットで「RADIO FACTORY」ってやってるんだけど、たまに北海道人だけに放ってることがあるんだよ。（笑）36局でありながら…「北海道人に刺されーっ」て感じで。そう。そういうアナーキーさは、全然捨てたくないなと思います。
じゃあね、ここでまたGLAYの曲を一曲行きたいと思うんですが。まあ懐かしい曲はまた後でかけて行きたいと思いますが、とりあえず、今はまだまだ北海道も暑いと言うことで、うん。ちょっとした、タイトルだけ夏っぽい歌を行ってみたいと思います。GLAYで7月19日にリリースされたシングルですね。「MERMAID」を聴いてください。
♪MERMAID
▼３へつづく
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